日本のCRM市場を牽引する、シナジーマーケティングの秘策4

2008.07.22

開発秘話

日本のCRM市場を牽引する、シナジーマーケティングの秘策4

INSIGHT NOW! 編集部
クイックウィンズ株式会社

日本はマスマーケティングが効かない社会となりつつある。求められるのは「マス」から「One to One」への転換だ。そのためのCRMソリューション分野で高いシェアを誇り、業界を牽引するシナジーマーケティング社の極めて独創的なマーケティング戦略に迫る。

最終回 「めざすのは日本企業40万社の活性化」

■徹底したプル型プロモーション
「最終的に潜在的マーケットは、4000億円ぐらいはいくんじゃないでしょうか」

単なるCRMマーケットではない。その中のASPマーケットである。谷井氏の試算によれば、次のような潜在的マーケットボリュームが存在することになる。

「日本にある会社が少なく見積もって150万社です。そのうち従業員が10人以上の会社が約40万社あるんですね。従業員が10人いれば粗利益にして最低1億円は稼げるはず。粗利の1%を顧客情報の管理コストに当てたとして年間100万円になる」

『Synergy!(シナジー)』の月額契約料が8万円とすると、狙いはぴったりと定まっているわけだ。年間100万円×40万社イコール4000億円である。

「ところが、現時点での当社の契約件数はまだ866件程度です。この先、どれぐらい伸びていくのか楽しみですね」

では、そうした開拓余地が非常に大きいマーケットに対して、同社はいまどのようなプロモーションを展開しているのだろうか。

「いわゆるアウトバウンド、つまりテレアポをするとか、あるいはドアノックをするといった営業はほとんどしたことがないんですよ」

意外というよりも、本当なのだろうかと疑わざるを得ないような話だ。そもそもマーケット自体がまだ成長期にさえ入っていない段階なのだ。CRMについて知るどころか、関心を持っている企業さえ少ないだろう。飛び込みでもしてどんどん営業をかけないことには、契約を獲得することなんて不可能ではないのだろうか。

「ネット時代の恩恵をフルに受けているということなのでしょうね。確かにCRMについての情報は、まだそれほど浸透しているわけではありません。しかし、厳しい競争環境で勝ち残っていくために、企業様は皆さん必死じゃないですか。だから必死な企業様、言い換えれば『前向きな企業様』ほど、情報を求めているわけです」

ということはネットで自社サイトをメインにしっかりした情報を提供しておけば、見込み客の方からそうした情報を探し当てて飛び込んできてくれる可能性がある。

「おかげさまで我々は毎月、ネット経由だけでコンスタントに100から150社ぐらいからのお問い合わせをいただいています。このお問い合わせにどれだけクイック対応できるかが、営業の要だと考えています」

■コストパフォーマンスの高さを武器に時間勝負のステージに
月額8万円という『Synergy!』の価格設定は、確かに競争力が強そうだ。実際に営業の現場で顧客はどんな反応を示しているのだろうか。

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