世界を変える会社の作り方~8~

2008.06.20

経営・マネジメント

世界を変える会社の作り方~8~

山口 揚平

~スタートアップ期(2年間)に生じる壁と対策~  会社とは何か、事業とは何か、お金とは何かといったことをお話したいと思います。  私は起業を決意して、行動を起こし、何度も何度も失敗を繰り返し、ようやく2年を乗り切った新米の経営者です。まだ成功しているわけではありませんが、私がなぜ起業をし、何に失敗し、何を学んだのかについて率直にお話することで、皆さんの将来の糧にしていただければ幸いです。

 コミュニケーションツールは、深さと広さという軸のなかで、お金以外にも言語やロジック、数字、宗教やボディランゲージまで無数にあり、それらは代替可能だということがわかってきました。あるものは狭いけど深い、あるものは汎用性があるけど浅いのです。

 
 たとえば、「ロジック」というツールは、非常に汎用性が高いけど、もう少しコミュニケーションの深さを追求したいときには使えません。仕事の現場のなかで、より内的・意識的なコミュニケーションツールを使って、ほかの同僚とコミュケーションしたほうが効率的なケースは多くあり、そのような企業は長期にわたる実績を上げています。逆にロジックでないと話が通じない組織はもろいのです。

 私は、究極的なコミュニケーションツールは愛だと思います。

「愛」が成功のカギを握る

 起業して自分が得た最大のポイントは、恥ずかしげもなく言い放ってしまうならば、「愛に関する正確な認識」とでもいうべきものです。

 人は愛がないと、スキルがあっても、夢があっても、上手くいきません。人は付いてこないし、営業しても話さえ聞いてもらえない。

 失敗をくり返し、最後にふっと力を抜いて「あきらめた」ときに、“気づき”が得られたように思います。

 じたばたしてきたけれど、答えは経営者である自分の内側にあったというのが結論です。“気づき”を得た3年目からは、ハッピーです。単純な話だけれど、ハッピーだといろんなことが上手くいきます。神妙な顔をして、セコく金の話ばかりしていたら、人は逃げていくばかり。事業の成功のカギも、自分が幸せになるカギも自分の内側にあったわけです。

 以下は、「小さな王子様」(これは、聖書の次に売れている本)からの抜粋です。

 「『さようなら』と狐がいった。『おれの秘密を教えようか。簡単なことさ。心で見ないと物事はよく見えない。肝心なことは目には見えないということだ。』」(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』宝島社、 2005年、112頁)

 愛とは意識の精妙な働きでなり、それはひとつの『存在』なのだと思います。その存在を、自分の内側にいつでも探すことができたら、なんてすばらしいのだろうと思います。

成功の予感、あります

 起業後、3年間ぐらい経たないと成功できないと言いました。まさにブルー・マーリン・パートナーズはその3年目に入っています。果たして成功できるのか、それはわかりません。ただ、人事を尽くして天命を待つ、というだけです。

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