低価格PCとして人気の、ASUS社EeePC。ついにカラーバリエーション化が進んでいる。それはコモデティー戦争の一つの形を表しているといえるだろう。
カラーバリエーション展開はASUS社Webサイトの製品情報にも掲出されている。
http://eeepc.asus.com/jp/product.htm
もともと、ホワイトとブラックのバリエーションがあったが、何とも愛らしいパステルカラーのスカイブルー/ラッシュグリーン/ブラッシュピンクが追加された。
EeePCは限られたスペックを上手に使いこなすには結構コツがいるのだが、これだとそんなことお構いなしに初心者やカワイイモノ好きな人が飛びついてしまいそうだ。
「カラーバリエーションにだまされちゃいけないぜ」と思いつつも、ところがどっこい、まだ日本未発売なれど、筆者の物欲メーターが振り切れんばかりの製品情報をキャッチしてしまった。
DELL社のEeePC対抗・高性能低価格ノートである。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080529_dell_mininote/
それに先駆けて、アメリカのHP(ヒューレット・パッカード)社がEeePCに対抗して同価格帯のミニノートパソコンの日本発売を発表していた。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080521_hp_minipc/
どちらもEeePCよりハイスペックになりそうだが、筆者としては、かえってロースペックによる制約事項が多いEeePCの使いこなしを天の邪鬼的に楽しんでいるので、高機能化には興味がない。
しかし、DELLのはいけない。発売されればすぐに飛びついてしまいそうだ。
上記リンクを見ていただければわかるとおり、本体の天板が何とも美しいレッドカラーなのだ!
(ちなみに、筆者のメインマシンであるLet's noteは直販サイトで買ったカラーバリエーションの天板レッドタイプだ。)
さて、ここまで実にオタクな記述を連ねてきたが、ちょっとまじめに話を進めたい。
昨今、ノートPCは筆者が購入したような、直販モデルだけでなく、店頭量販モデルでもカラーバリエーション化が盛んだ。
例えばソニーのバイオ・タイプC。
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/CR3/
または、NECのLaVie L。
http://121ware.com/navigate/products/pc/082q/04/lavie/lvls/strongpoint/index.html
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。