人生100年時代の「働くことの喜び」考~歓喜から快活へ

画像: taitiro a.k.a. amamako

2019.09.08

組織・人材

人生100年時代の「働くことの喜び」考~歓喜から快活へ

村山 昇
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

私が行っている働くことの哲学ワークショップ『仕事観づくり考房』からのワークを紹介します。自分がいま働くことから得ている(得ようとしている)喜びが、「歓喜」寄りなのか、「快活」寄りなのか、あらためて内省してみるのは有意義なことだと思います。

確かに20代、30代までは成功や勝利、高揚、その火照りを冷ますための癒しなどは不可欠な目的です。それによって自己を成長させもします。しかし、肉体的な衰えや精神的な成熟が始まる40代以降においては、次第に在り方への関心、他者に開いた喜びというものが意識に上がりはじめます。それでもなお歓喜を追い求める、あるいは追い求めることを強要される行き方では、心身がもつかどうか。心身はあなたに持続的で健やかな快活を求めるよう暗黙の信号を送ってくるはずです。

「成功のキャリア」はいっこうに目指していいものですが、それが唯一の正解ではないと思います。人生100年時代を迎え、60代、70代、80代まで何かしら働いて社会に参加していく時代においては、「健やかなキャリア」という観点が重要になってきます。

仕事人生を健やかなものにしていくためには、働くことを通して意味を満たす、貢献する、いろいろな人とつながる、使命を果たすことからくる「快活さ」を持続的に得ることではないでしょうか。しかし、モノを獲得し、コトができるようになるより、在り方を見つめ、充実させていくことがそう簡単なことではないことも確かです。


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村山 昇

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。

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