ロジカルシンキングを越えて:9.「海の水を全て沸かす病」の症状と処方箋

2018.09.01

経営・マネジメント

ロジカルシンキングを越えて:9.「海の水を全て沸かす病」の症状と処方箋

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

ロジカルシンキングブームが去ってから長いものの、ビジネスプランニングにおけるロジカルシンキングには大いなる誤解や形式に偏った理解がよく見られます。ビジネスプランニングにおけるロジカルシンキングとは何なのか?何でないのか?誤解や偏った理解を含めて概観しつつ本当に使えるやり方を明らかにしていきます。

はじめから「大体の数字はこうなっているだろうから、深層の因果関係について仮説を考えてみよう、こんなアクションがよさそうということにして、ストーリーがしっかり描けるか考えてみよう」というような仕事の始め方がいいと思えるようになると、次の「仮説/論点立てたい病」に進むことができるようになります。

ここまで読み進めた読者ならば、初めに書いた3つのプロセスがおかしいことがわかるでしょう。もう一度書きますと・・・

(1)今現在どうなっているのか?をひたすら調べる。

(2)そこからどんな施策がありえるか?をひたすら考える。

(3)調べたことと施策をまとめて提案する。

敢えて答えは書きません。どこがどう間違っているのかを考えてみましょう。ここまで書いてあることを読み込めば、必ずわかるはずです。

それでは次に、実際に仮説、論点をどのように使うのか、その時陥りがちな過ちを見ていきましょう。

ただ、仮説、論点は非常に奥が深い世界ですので、必要性の認識を持ったとしても、なかなか使いこなせるようにはならないです。しかし、ここができるかできないかが、できる企画スタッフとそうでない人の分かれ道です。気合を入れて次の章でその段階を詳しく見ていきたいと思います。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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