いま、個人投資家の間で注目される「海外不動産投資」のイロハ《Part.1》

2018.06.15

IT・WEB

いま、個人投資家の間で注目される「海外不動産投資」のイロハ《Part.1》

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南青山リーダーズ株式会社

近年、日銀の金融緩和・マイナス金利政策や、先行きの見えない国内経済の影響を受け、日本円と比べて高利回りの「外貨建て投資」に人気が集まっています。 日銀の資金循環統計(2016年末)からの推計では、家計が保有する外貨建ての金融資産残高は、前年末比3%増の約50兆6000億円と堅調に伸びており、国内の超低金利を嫌って家計資金が海外資産に流れていることがうかがえます。 そうした中、外国株や債券などの金融商品だけでなく、外貨建ての実物資産となる海外不動産への投資も活発化しており、国内から海外の不動産投資に切り替える個人投資家も増えているようです。ただ、海外の不動産と聞くと「難しい」「ハードルが高い」というイメージが先行して、興味はあってもなかなか手が出せないという方も多いのではないでしょうか。・・・

不動産投資に好適な市場環境が整った経済大国アメリカ

クラウドファンディング,ソーシャルレンディング,マネセツ

高い経済成長率を維持しているアメリカも、不動産投資の人気が高い国のひとつです。同国では、先進国の中でも最高水準の出生率と積極的な移民の受け入れによって、年間300万人近いペースで人口が増加しており、家賃相場は人口の拡大とともに緩やかな上昇を続けています。物件価格はやや高めですが、住宅価格の上昇は年平均4%程度、空室率は低水準の8%程度と、投資に好適な安定した市場環境が整っているのが魅力です。

さらに近年、アメリカの不動産で大きく注目されているのが、施設の建設や街づくりが予定されている未開発地域への土地投資です。広大な未開発地域の物件は区分単位での投資が可能なため、予算に合わせて少額から購入でき、街づくりという大きなプロジェクトを通して、街の発展に寄与できるのも大きな魅力といえるでしょう。土地の売買なので家賃収入のインカムゲインはありませんが、地域の経済発展にともなって不動産価格が急上昇すれば、高利回りのキャピタルゲインが期待できます。

── 以上、不動産投資のインカムゲイン・キャピタルゲインという収益面から、厳しさを増す国内不動産市場の現状と、海外で注目される国々の市場環境について見てきました。次回の「いま、個人投資家の間で注目される海外不動産投資のイロハ《Part.2》」では、リスク回避・節税の面から見た海外不動産投資のメリットや、投資する際の注意点・購入方法などの情報をお届けします。

≪記事作成ライター:菱沼真理奈≫
約20年にわたり、企業広告・商品広告のコピーや、女性誌・ビジネス誌などのライティングを手がけています。金融・教育・行政・ビジネス関連の堅い記事から、グルメ・カルチャー・ファッション関連の柔らかい記事まで、オールマイティな対応力が自慢です! 座右の銘は「ありがとうの心を大切に」。

【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp

【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/

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