純丘曜彰 教授博士の執筆記事一覧

2023.09.10

いまどきのメフィスト:悪魔に魂を売るということ

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/そもそも、成功したのは、誰なのか。メフィストに言われるままに演じている役が当たっただけ、周囲の人々もただ狂ったサルたちが恐いだけで、本人のことなど、ほん...

2023.09.01

日本はユーラシア大陸ではない?:日本列島の成り立ちと地形

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/日本列島はユーラシア大陸の東のヘリ、プレート上に浮いている花崗岩と変成岩、そのすきまに積もった砂や泥できている、見せかけだけの「大地」。おまけに、周囲で...

2023.08.28

サラリーマンはもはや無理ゲー

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/会社勤めなんかで若いうちの貴重な時間と労力をムダに費やすのは、勝ち目のないゲームに溺れるのと同じ。起業や投資で巨万の富を得ようなどという野心も、日本経済...

2023.08.21

凡庸マーケティング:多様性の残滓

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/人とは違う、人より先を行っている、と自認する、奇抜なファッションで見た目も尖ったマーケッターなんか、もうまったくの時代遅れ。いかに凡庸に徹して、特徴や個...

2023.08.15

国を守る、ということ

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/国を守る、ということは、まず、守るに値する国を作ることだ。人の上に立つ者が、人格を磨き、理想を立て、信任を得ることだ。自由競争と切磋琢磨の無いところには...

2023.07.27

ほんとうにあったビーチフラッグス:1889年のランドラン

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/正午。銃砲の号音とともに、彼らはいっせいに走り出す。とにかく番号が書かれた旗を見つければいいのだ。そして、それを抜いて自分の旗を突き刺し、所有を宣言。混...

2023.07.21

​箸にも棒にもかからぬ国の夜郎自大

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/立案だけは立派だが、実行は遅れに遅れ、どんどん先延ばしになって、最後は箸にも棒にもかからないチンケなやっつけ仕事で茶を濁す。そして、その後は、すてきなオ...

2023.07.18

​サンシェードのかけ方、あるいは、負けるが勝ちの思想

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/昔の知恵者は、あえてスキマだらけの霞堤を作った。あちこちで徐々に溢れることによって、避難する時間を稼ぎ、全体の被害をおだやかに抑え、早期の復旧を図る。絶...

2023.07.02

いかに西部は失われたか:ONCE UPON THE TIME IN THE WEST (『ウェスタン』1968)の時代

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/西部開拓というと、西部劇で見るように、「インディアン」の襲撃を受けながらも、人々が西へ西へと押しかけ、太平洋にまで至って終わった、かのように思うかもしれ...

2023.06.22

河内音頭の原点回帰:盆踊りの慈悲

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/この数年、コロナ騒ぎで中止されていた盆踊りも、今年はようやく各地で再開されるらしい。だが、みんなで踊れない音頭は、音頭ではない。亡くなった人々、いまとも...

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