2016年度新卒採用で復活。激しさ増す新卒採用市場で見直されるリクルーター採用の4つのメリット

画像: HRレビュー

2015.11.18

組織・人材

2016年度新卒採用で復活。激しさ増す新卒採用市場で見直されるリクルーター採用の4つのメリット

HRレビュー 編集部
株式会社ビズリーチ

リクルーター採用とは、採用対象校のOB・OG社員に採用活動の一部を担ってもらい、先輩後輩の関係による紹介を中心に母集団形成を行う採用手法のこと。インターネットが普及し、就職活動の主流が就職ナビサイトにシフトしていくにともなって、リクルーター採用は水面下の活動になっていましたが2016年度新卒採用から就職活動が「後ろ倒し」になったことで状況は一変。いまこそ、リクルーター採用を見直す時期です。

人を口説くために学ぶべき「フォロートーク」と「説得の心理」

リクルーター採用における「戦闘力」とは、要は「人を口説く力」です。「人を口説く力」を高めるには、「フォロートーク」のスキルを磨くこと、「説得の心理」を学ぶこと。この2つに尽きます。

「フォロートーク」とは、「入社動機」「事業説明」「組織文化説明」「ネック(学生が抱きやすい自社に対する不安要素)に対するカウンタートーク」など、自社で働く動機を高めるための会話術です。

「説得の心理」とは、たとえば、こちらから先に自己開示しないと相手はオープンに話してくれないという「自己開示の返報性」や、即断型か熟慮型かなどの相手の意思決定スタイルによって押すべきか待つべきか駆け引きを行うといった、説得に必要な心理学の原理原則です。

ただ、これらのスキルは一朝一夕では身につきません。実際の現場で何度も何度も繰り返し実践していくことでしか、リクルーターの「戦闘力」向上は見込めないのです。だからこそ、今後ますます重要度が高まるだろうリクルーター採用を実効性の高いものにするために、「今すぐ」リクルーター採用を導入し実施するべきです。少しでも早く、社員にリクルーターとしての実践トレーニングを施して、何度も経験を積んでもらうことが、戦闘力の高いリクルーター体制構築への近道なのです。採用難の時代で結果を出すために、「攻め」の採用手法であるリクルーター採用は試してみる価値があるはずです。


著者プロフィール: 曽和 利光 氏

リクルート、ライフネット生命、オープンハウスと、業界も成長フェーズも異なる3社の人事を経験。現在は人事業務のコンサルティング、アウトソーシングを請け負う株式会社人材研究所の代表を務める。

編集:高梨茂(HRレビュー編集部)

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