「開発購買は何故上手くいかないのか?」-最終回-

画像: 写真AC はむぱんさん

2018.02.21

経営・マネジメント

「開発購買は何故上手くいかないのか?」-最終回-

野町 直弘
調達購買コンサルタント

第1回では開発購買が上手くいかない理由について、第2回、第3回では多くの企業で上手く機能していない開発購買が上手くいっている事例について取上げています。第2回、3回で取上げた成功事例で共通するのは「主語を作る」ということです。どのように「主語」を作っていけばよいでしょうか?

今後IT技術の進化により企業体制や仕事のあり方は大きく変わっていきます。ブロックチェーン技術やP2Pの進化により、あらゆる業務が集中処理から分散処理になっていくでしょう。現在購買部門の専門かつ高度なスキルと考えられているソーシング・契約業務や交渉業務はRPAやAIが代行する時代が早々にきます。バイヤーは将来自分の仕事が分散化、自動化することを前提に自身の付加価値をどこに見出していかなければなりません。
分散処理、オートメーション化しても果たさなければならない機能・スキルは何かを見極めて企業活動により貢献するための付加価値を見出し、その機能・スキルを育成していかなければならないのです。

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野町 直弘

調達購買コンサルタント

調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。

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