神戸製鋼所のデータ改ざんにみられる不正事件は、多くの取引先を慌てさせましたが、まったく別の理由で泣いている人もいます。それは神戸製鋼所の株価を対象にした「ノックイン債」と呼ばれる商品を買った人々です。 この商品が完売した直後に株価は暴落……。完売早々、ノックイン事由が発生したこの商品も元本割れの危機に陥っています。一見、安全かつ高利回りに思える「ノックイン債」。実は「買ってはいけない」と、あちらこちらのブログ等で警鐘が鳴らされています。 ── 今回の事例をもとに、何が危ないのか、考えてみましょう。
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2009.02.10
2015.01.26