同一労働同一賃金を実現するために、いわゆる正規社員(無期雇用フルタイム労働者)と非正規社員(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間にある賃金にかかわる問題を見てきました。 さらに、もうひとつの「格差」である「福利厚生、キャリア形成、能力開発」についても、均等な待遇を実現する必要があります。 最終回となる今回は、見過ごされやすい「福利厚生や教育」に関してチェックしてみましょう。 特に、教育機会の拡大は非正規社員の能力やスキルを開発するうえで、生産性の向上や処遇改善につながる重要なポイントになると考えられています。
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2009.02.10
2015.01.26