下町ボブスレープロジェクト推進委員会 細貝淳一ゼネラルマネージャー

2017.10.03

経営・マネジメント

下町ボブスレープロジェクト推進委員会 細貝淳一ゼネラルマネージャー

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下町ボブスレープロジェクト推進委員会の細貝淳一ゼネラルマネージャーが登場。金属材料を販売する会社を経て、1992年にアルミ加工業の「マテリアル」を創業し、2011年に大田区の町工場でボブスレーを作る「下町ボブスレープロジェクト」を立ち上げた。詳しい話を伺いにタケが訪れた。

細貝社長に会う前から気持ちが昂るタケ

生まれ育った町工場の街の魅力とは

中学校卒業後から働き始めた細貝社長。様々な仕事を転々とする中で、人とのコミュニケーションをとることに向いているのかもしれないと気づかされる。そんな折に、素材を扱う町工場の社長からスカウトされる。

町工場で目の当たりにしたのは「100円の素材を加工により10万円にする」技術。これぞ、日本が誇る大田区の町工場の力。しかし、彼がこの地に根を下ろしたのはそれだけではない。今ではなくなりつつある「人と人とのつながり」に魅せられたからだ。今、彼が手にしている一流の加工技術は、近隣のおせっかいなおじちゃん、おばちゃんから直接教わったもの。これが彼の原点なのである。

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これにはタケも「へぇ~そんなことあるのかね~」と町工場の温かみに感心。

しかし現在は、情報漏洩の観点からこうした人と人との繋がりは希薄になってしまった。そこに「1つの目標があれば、こうした集いがまたできるのではないか?さらに自分たちをアピールするために、オリンピックの道具、それも自分たちには技術がない炭素繊維の分野だったら一つの目標として面白いのでは」と考え、そこから「日本企業が進出していない分野で」と考えボブスレーの道へ。

ボブスレーを作ろう!

タケ「誰がボブスレーって考えたんですか?」

大田区産業振興協会の職員が、「炭素繊維でオリンピック目指したい」と言っていたら持ってきてくれた。しかし、ボブスレーの知識は完全にゼロ。そこで仙台大学からメンテナンスをすることを前提にソリを借りて来て分解。中を見ての感想は「こんなもんか」。

それを参考に、とりあえず試しに1台作ることに。それがメディアに注目され、それをみた北海道の選手が「私たちに作ってほしい」と名乗り出るなど、嬉しい連鎖が生まれた。俄然やる気になった細貝社長。その後、若手の経営者を呼んで、テーブルの上に図面を広げて、「好きな図面を持って言ってくれ!」と呼びかけてチームが編成。プロジェクトがスタートした。

ジャマイカと走る

女子選手の方が世界との力の差が小さかったので、女子選手をターゲットにソチオリンピックを目指すことに。選手たちは、最初はどこのメーカーかわからないソリは不安だった。しかし、実際に乗ってもらうと、選手たちから評価され、全日本の大会で好成績も出してくれた。

細貝「これでソチオリンピックにいくぞ!ということになり連盟と話をしたら、女子選手は派遣しない...と。」

次のページいつかは日の丸で連覇を

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