結果と過程[1]~結果を出すことが「勝ち」か?

画像: Yasushi Sakaishi @ Lanta Design

2017.05.04

ライフ・ソーシャル

結果と過程[1]~結果を出すことが「勝ち」か?

村山 昇
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

14歳から大人まで 生きることの根っこをかんがえる『ふだんの哲学』シリーズ 〈第2章|成長〉第5話

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

プロ野球界で数々の記録を打ち立てるイチロー(本名:鈴木一朗)選手は次のように語っています―――

「結果とプロセス(過程)は優劣つけられるものではない。結果が大事というのはこの野球を続けるのに必要だから。プロセスが必要なのは野球選手としてではなく、人間をつくるうえで必要と思う」。 (『イチロー262のメッセージ』より)

一野球人として結果が大事。一人間としては過程が大事。これはイチロー選手が長年かけてたどりついたひとつの哲学でしょう。


最後に、古くからの言葉も紹介しておきます。それは―――「人事(じんじ)をつくして天命を待つ」。自分ができるすべてのことをやりきって、結果は天の意思に任せなさい、という意味です。

人生において、よい結果を出すことが必ずしも「勝ち」とはかぎりません。そのことに「挑戦したこと」がすでに勝ちなのです。

なにかに挑戦して、よい結果が出たなら、それは天からのごほうびとして、よろこんで受け取る。わるい結果が出たなら、もう1回挑戦してみなさいという天からの激励ととらえる。そういういさぎよい心でものごとに取り組んでいく人が、おそらく、長い時間をかけて自分の思いどおりの人生を築いていく人なのでしょう。

[文:村山 昇/イラスト:サカイシヤスシ]



続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

村山 昇

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。

フォロー フォローして村山 昇の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。