経営戦略構文100選(仮)/構文9:プロダクトポートフォリオマネジメント

画像: ぱくたそ

2016.10.18

経営・マネジメント

経営戦略構文100選(仮)/構文9:プロダクトポートフォリオマネジメント

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

経営戦略の基本的な内容を解説していく内容です。構文という意味はバラバラに読んでもそれなりに意味がわかって読める、定型化されているということですが、読み物としてもそれなりに読めることを目指します。

「売上を上げることがコンサルタントの価値だ!」とか躊躇いもなく主張できる初心な方々は、売上が上がっても、組織のマネジメントがザルで拡大できない企業のコンサルでもやってみればいいんですよ・・・。その規模の企業からの依頼が来ないレベルのコンサルタントなんでしょうけどね・・・。

ストレスで脱線しました。すいません。元に戻します。PPMでしたね。

PPMが現在、使えないのはケイパビリティの連続性の記述に問題があるから、資本市場が発達した現代に社内で資金を還流させる前提だから、です。

同様の理由でアンゾフのマトリクスも使わんですわ。商品の部分を、ケイパビリティと機能に分解すれば使えなくもないですけど。嬉々としてアンゾフをそのまま紹介する人々がいる現状に辟易です。あれ、またずれました・・・。ごめんなさい。

じゃあ、使えるとしたら何なの?というお話をちょっとだけ書こうと思います。現代でも使える示唆があるとすれば、市場の状況と、自社のシェアによって、採用すべき戦略が変わってくるということに使えると思います。

成長市場で採用すべき戦略と、成熟市場で採用すべき戦略は違います。

リーダーとフォロアーで採用すべき戦略が違います。

だから、PPM的に事業のマッピングをすると、それぞれの事業群で採用すべき戦略の大枠がわかります。

え、それだけ?と思いますか?

でも、これはポーターの基本戦略、いわゆる集中と非集中、差別化とコストリーダーシップの枠組みに似てますよね?リーダーは非集中でよさそうですし、フォロアーは集中の方がなんとなく良さそうです。成長市場では、ひたすらに業務規模、業務効率拡大に邁進すればいいし、成熟市場では差別化が必要そうな気がしますよね?

ぐらいに乱暴な議論が許されるならば、PPMは基本戦略への道筋を示しているともいえるわけです。伝わりますか?

そこからさらに踏み込んだ、ポーターの全社戦略の4つの区分けとか誰も知らないだろうし、興味もないでしょうから、そういうことは書きませんが、機会があれば書こうと思います。

長く書きすぎましたね。ごめんなさい。今日はこれぐらいにしておきましょう。

体脂肪率が6%代に突入して、いよいよ病気を疑ったほうがいい気がしてきた今日この頃です。人間ドックの結果はそろそろ届くころなんですけどね。ええ、クライアントのプレッシャーが私の脂肪を減少させるのです。

次回も健康ならば書けると思いますので、期待せずに待っていてください。2月あたりに、経営戦略勉強会の第7回を無料でやります。1人か2人追加で入れると思います。希望者がいるかはわかりませんが。メルマガやらTwitterで告知しますので、ひっそりチェックしてみてください。それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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