サプライヤモチベーションマネジメント

2015.04.02

経営・マネジメント

サプライヤモチベーションマネジメント

野町 直弘
調達購買コンサルタント

サプライヤモチベーションマネジメントの重要性とその手法について述べています。

このようにモチベーションマネジメントのコツについてはB2EもB2Bも何も変わらな
ことがわかります。サプライヤモチベーションマネジメントの前提となるのは自分を理解してもらい相手を良く知ることです。自分たちがこういう信頼関係や協働の環境を作りたいことをサプライヤに理解してもらう。また、相手の会社のカルチャーを知る、営業パーソンを知る、工場を知る、事務所を知る、これも重要です。こういう相互理解の活動を通じて相手がこちらを向いてくれているのかを知り、もしくは向いてくれるかどうかを知る、このような相互理解はサプライヤモチベーションマネジメントの前提となります。

先ほど述べたように買い手企業だけでなく売り手企業も売り先を選ぶ時代になっているのです。しかし、売り先は必ずしも購買金額の多寡で売り手企業を選んでいる
ではありません。そこには購買金額の多寡以外の個別のなにかが含まれています。ですから相互理解を深め、サプライヤモチベーション向上の施策を地道に講じることで、Aランク顧客として取引をしていこう(売ってもらおう)というのがこれからの時代に求められていることなのです。

ある企業の調達担当役員は「評価が高いが信頼関係ができていない会社よりも評価が低いくても信頼関係が高いサプライヤと取引をする」と宣言されていました。またある企業の調達担当役員は「先遣隊」と称して生産拠点を作る前に購買部門がグローバルで優秀なサプライヤを探す部隊を持っていて信頼関係を作っていく、と言われています。否が応でも既にこのような時代に入っているのです。

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野町 直弘

調達購買コンサルタント

調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。

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