アホがテレビに文化人として出る方法

2013.03.26

経営・マネジメント

アホがテレビに文化人として出る方法

坂口 孝則
未来調達研究所株式会社 取締役

これまで3年間で132回テレビに出ました(アホとは私のことです)。そんだもんで、途中報告。

これから書くのは、ジャーナリストやいわゆる評論家の方ではありません。あくまでも、コンサルとしてテレビに呼ばれる人の特徴を書きます。

ちなみに、えらく冗長ですが、私はテレビに呼ばれることだけが良いと思っていません。だって、テレビに出ていないコンサルのほうが、はるかに凄いでしょ? 実力があって、慎重な人はテレビに出ないですよ。

だから、その意味で、テレビに出たい人向けにヒント。

(1)あなたが呼ばれる必然性を作ってください

なぜ、あなたがテレビに呼ばれるのか? その必然性がなければ呼ばれません。単なる公認会計士とか税理士とか、コンサルとか、社会保険労務士とかじゃダメです。特出した得意分野やスキルがなければいけません。しかも、その凄さが「バカでもわかる」レベルでなければいけません。

(2)出演時は2秒で対応してください

台本なんて、あってないようなものです。台本外の質問が次々に飛んできます。そんなとき、あなたに与えられた時間は2秒です。出演者から(芸能人から)の質問に2秒で答えてください。その程度の頭の回転がなければ無理です。

(3)関西は30秒、関東は15秒で答えてください

意見をいうときは関西は30秒、関東は15秒です。長いコメントは嫌われますし、KYです。手短に話せない人は、テレビ向きではありません(これは良くも悪くもです)。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

坂口 孝則

未来調達研究所株式会社 取締役

大阪大学卒業後、電機メーカー、自動車メーカーで調達・購買業務に従事。未来調達研究所株式会社取締役。コスト削減のコンサルタント。『牛丼一杯の儲けは9円』(幻冬舎新書)など著書22作。

フォロー フォローして坂口 孝則の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。