コンサルティングや、ミドルマネジメント研修などで企業に招かれる場合、やはり何らかの課題を抱えていたり、大きな変革期である場合が多い。 そんな時はミドルの役割が重要であるはいうまでもないのだが、その意識と行動で結果に大きな差が出ることになる。 キーワードは「マクロとミクロの視点」だ。
「現場スタッフのモチベーション」を問題にするミドルも多い。しかし、モチベーションが高まらない大きな原因は、スタッフの不安である場合が多い。
環境の変化に対する不安。具体的にどう動けばいいかわからない不安。
ミドルマネージャー自身も、冒頭の「ビジョンが明確でない」という不満だけを呈している状況では自らの不安から抜け出せない。
ミクロ・マクロの視点を持って道を切り開くこと。現場スタッフの不安を取り除き、指示を具体化させ、高いモチベーションで業務を遂行させること。
ミドルマネージャーに求められるのは、広汎にして過重な責任であるが、日本企業はミドルが動かしているといっても過言ではない。
「奮てミドル!」である。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2010.03.20
2015.12.13
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。