教育にマーケティングを~センター試験のトラブルから考える(後

2012.04.09

ライフ・ソーシャル

教育にマーケティングを~センター試験のトラブルから考える(後

寺西 隆行
(株)Z会

2012年度のセンター試験は、様々な実施会場でトラブルが起きたため、先日、検証委員会が立ちあげられ、検証報告書が発表されました。 報告書から、トラブル防止策と、「教育とマーケティング」について、私見を。

<マーケティングとは何か?>https://www.insightnow.jp/article/310

つまりは、受験生を「顧客」とみなし、「顧客」のためにマーケティングせよ!ということです。

決して受験生に「迎合」せよ、というわけではありません。
受験生に「伝わる」ためには、一連のフローの中で、どう「伝える」行いを為していくべきか、徹底的に想像を働かせ、そしてフローを構築していくことが大切、ということです。

今回はセンター試験のトラブルを題材に取り上げましたが、教育の世界全体に同じこと、つまり、「教育を為す上で、マーケティング視点を重視する、マーケティング能力を涵養する」ことは、とっても必要なことだと思っています。
教育に携わる者は、「伝えたがり」「話したがり」が多いので、とにかく言葉が一方通行。
しかしこれでは、相手に「伝わる」言語にはなっていません。

成果をあげることに着目すれば、自ずと

「教育にもマーケティング脳が必要!」

…そう、思いませんか?

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寺西 隆行

寺西 隆行

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文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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