チェルノブイリ経験者からのメール。

2011.03.23

ライフ・ソーシャル

チェルノブイリ経験者からのメール。

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

自ら執筆する、というスタイルから外れた記事をお届けすること、ご容赦いただきたく存じます。 放射能についての危険性を、冷静な、かつ、チェルノブイリの経験を元にして述べたメールが届きました。 原発近くに幼い知人がいらっしゃる方… この記事を届けていただけると嬉しいです。

NPO法人CANVAS、フェローの山口裕美さんから、フェロー間のメーリングリストで届いたメールを掲載いたします。
※CANVAS
http://www.canvas.ws/
山口裕美さん
http://www.canvas.ws/jp/player/profile/yamaguchi_y.html
※メールの掲載は、本人の許可を得ております。

危険から子どもを守ってください。
対処することで不安はなくなりますから。。。

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今回の福島原発で思うのですが、実は放射能の汚染は大人はあまり危険ではなく、幼児および子供が危険にさらされています。

私は86年、当時、ヨーロッパにおり、チェリノブイリの原発事故に起因する放射能の雨を浴びました。当時、テレビでもチェリノブイリの事故は放送していたのですが、ドイツ語もあまり出来た訳ではない私は、ノーテンキに近所のスーパーマーケットに行きました。
すると葉物の野菜と野菜の缶詰がなくなっていました。素朴に「なんで?」と思いました。当時はまだウェブはありませんでした。
それで近所の人に聞いたところ「ロシアの原発事故で、汚染が始まるので、今ある野菜を加工して備蓄し、今ある野菜缶詰を備える」とのことでした。ドイツ人は必ず自宅やマンションの地下に備蓄倉庫を持っていたのです。
さらに、そののち、急にテレビで甲状腺のガンの話が出てきました。
その話によると放射性ヨードを身体にいれるくらいならば、先にヨード剤を飲んだ方が良い、と言っていたのです。それで薬局へ駆けつけると、もうすでにまったく残っていませんでした。ドイツ人は黙って行動する人々でした。(笑い)
で、本物の放射線の雨は、その事柄の始まる前で、私はその雨をジムのあとの心地よい雨として浴びました。ただ、帰宅後はシャワーを浴びたのが幸いでした。

放射線は泥のようなものです。洗い流せる、ものなのです。しかし問題は子供、幼児です。
さらには犬の問題です。犬も散歩をするし、地面から近いから、とても心配です。
ドイツではその後、まず小学校などの砂場が立ち入り禁止になりました。
牧草地や砂場が放射線を集める場所、溜まる場所だからです。
また、御医者さんに相談しながらヨード剤を幼児に飲ませるように、情報が開示されました。
ただしそれも、親の判断で政府が介入することはありませんでした。

マスクも効果大です。
昨日は雨で、放射能に敏感な人はたぶん極力、外出しなかったと思います。
で、お母さんはマスクをしているのに、子供にはマスクをしていない人が多く見かけられます。私は幼児を守りたいです。

私がチェリノブイリの雨に打たれた同時刻、バイエルンの牧草地で遊んだ日本人家族がいました。私が日本から取り寄せたヨード剤を進めたのですが、「裕美さん、気にしすぎ!」と一笑され、飲まなかったその家族の一番小さかった少女は、日本帰国後、ガンで他界しました。私はそのことがとてもショックでした。そのご家族は製薬会社関係の方だったです。
今でも、チェリノブイリのせいではないか、と私の中での疑問は消えません。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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