サイトに設置した「いいね!」の押され具合をデータで解析する方法

2011.02.07

営業・マーケティング

サイトに設置した「いいね!」の押され具合をデータで解析する方法

安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長

今日は、ソーシャルメディア解析の話題を。自分のサイトに設置したFacebookの「いいね!」ボタンの使われ具合を分析する方法です。Facebookインサイトを使う方法と、APIでデータを取得する方法の2種類を紹介しましょう。

  4.Facebookのインサイトのページに戻ります。また「あなたのドメインのためのインサイト」ボタンをクリックし、先程と同じドメイン名とリンク先を選んだら、下にある「ドメインをチェック」をクリックします。
  「ドメインをチェック」をクリックすると、Facebookが裏であなたのサイトのトップページのHTMLをチェックして、先程追加したタグを読み取ります。エラーが表示されなければ確認が完了しています。Facebookインサイトのページをリロードすると、ドメイン名が表示されているでしょう。

ドメインをチェックの画面でどうしてもタグが認識されない場合は、Facebook用のタグが正しく記述されているかをチェックするURLリンターを使うといいでしょう。

これはHTMLチェックツールのようなもので、URLを指定するとそのページをチェックしてくれます。正しく入力されていれば、Facebookアカウントでの認証ならば「Admins」の欄に、ファンページでの認証なら「Page ID」の欄に、データが表示されるはずです。

URLリンターで確認タグが正しく入力されているかチェック。このツールは、OGP(Open Graph Protocol)のタグの確認に非常に便利。

インサイト情報を複数のFacebookユーザーが見られるようにすることもできます。サイトのファンページをFacebookに作り、インサイトのドメイン名の確認画面の「Link With」で個人のアカウントではなくそのファンページを指定するのです。そうすると、そのファンページを管理しているすべてのユーザーがインサイトを確認できるようになります(ユーザーにリンクする場合metaタグのpropertyは「fb:admins」ですが、ファンページにリンクする場合は「fb:page_id」になるので、HTMLへの追加時に注意)。

APIを使って「いいね!」を分析する方法

Facebookインサイトはたしかに良いのですが、コンテンツごとの「いいね!」数の分析を詳細に行おうとすると力不足です。そこで、詳細なデータをAPIを使って取得してみましょう。

この先は技術的な内容になるのであまり詳しくは解説しませんが、やり方はいくつかあります。

・グラフAPIを使う方法
・FQLクエリを使う方法
・OData(Open Data Protocol)を使う方法

簡単なのは、グラフAPIを使う方法ですね。取得したいURLを

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