「閑古鳥」は月光を浴びて成長する

2010.07.06

営業・マーケティング

「閑古鳥」は月光を浴びて成長する

片桐 かほり

まだまだ不況といわれつつ景気好転の兆しが周囲で感じられる今日この頃ではありますが、残念ながら閑古鳥が鳴く店舗も沢山みかけます。実はその「閑古鳥」は「照明の色」と深い関係があるのです。

ご存知の通り、店舗に「閑古鳥が鳴く」ということは客入りが非常に少ないということ。

日頃私たちは何かを店舗で購入するときに一応中を伺います。

特に初めて入るお店は注意を払いそれとなく観察してから入るかどうかを決めますね。

そこそこ人が入っていると初めてのお店でも入りやすい。
なぜなら特に気になる商品がなければすぐにお店を出られるから。

逆に全くヒトケがないと非常に入りにくい。

思い切って入ってみたもののお店の人にベッタリ張り付かれ、店を出るに出られず。しばらく機会をうかがうも状況は変化せず。挙句に全く欲しくもない、そのお店で一番安いものを適当に買わなければならない時の何とも情けない気持ち!

だから店内に例え一人でも入っているのなら一応安心ではあります。

店側からしても客が入っていると他の客を呼びやすいのはわかっていること。
でも客がいないものはしょうがない。
だからといって「さくら」を雇って客が入っている風に見せるのは経費的に大変です。

ではどうしたら店舗の閑散とした雰囲気を改善できるのか?

その手っ取り早い方法は、まず照明を変えてみることです。

照明にも色々ありますが、月光のように白く冷たい光りもあれば夕陽のような暖かいオレンジ色の光りもあります。

月光のように白く冷たい光というのは、例えば昼白色蛍光灯のような白い光のこと。

また夕陽のような光というのは、温白色、電球色、白熱灯系のオレンジ系照明のことです。

そこでタイトルの話題に入りますが、
「なぜ閑古鳥は月光を浴びて成長するするのか?」

月光のような白い光りというのは、商品の実際の色がありのまま見えるという良い点があります。
また集中させる力、冷静な思考、勉強意欲をアップさせるという効果もあります。だからデスクワークや書斎など頭を働かせる場所には適しているのです。

購買行動に対しては「冷静な思考」を促進させるために、「無駄買い」や「勢い買い」が防止される傾向があります。

上手い売り手はこういった「無駄買い」、「勢い買い」、「ついで買い」の心理を上手く活用して売上を伸ばしているところはよく見受けられますが、白い光がそれを邪魔してしまうのです。

「ちょっと待って!本当にその商品を買ってもいいの?」
と、冷静なもう一人の自分が問いかけてくる。

一方、オレンジ系の光りは、暖かみがあり人をリラックスさせ穏やかな気分にする力があります。

だから家族が寛ぐリビングの照明は、昔の青白い蛍光灯ではなく暖色オレンジ系が適しています。

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