「就職氷河期」ではない!?~日本人は『エンゼルバンク』を見よ!

2010.01.09

ライフ・ソーシャル

「就職氷河期」ではない!?~日本人は『エンゼルバンク』を見よ!

寺西 隆行
(株)Z会

就職氷河期と言うけれど、バブル期に比べて本当に就職数は絞られているの? 企業の努力が足りないのはほんと? …いやいや。 今週の『エンゼルバンク』はそのことを教えてくれます。そしてもうすぐTVドラマ開始!

外国人で、将来に“不安”と感じている人は、日本人より少ない上、不安と感じる人はその根拠もしっかり自ら調べ、真実に基づいて判断しているけれど、日本人は自分で調べず、根拠のない定性的な言語情報に流されやすい、というデータがある」

とおっしゃっていました。
#どんな会議だったか、など、固有名詞を余りだせずにすいません。

「不安」と感じているみなさん、どうです?
「(日本全体が)不景気だ」と感じているみなさん、どうです?
「日本の未来はない」と漠然と思っているみなさん、どうです?

不安なら、不安解消のために、その根拠を自分で調べましょう。

そうすることで、不安が解消すれば一番よいですし、「不安」の根拠がハッキリしたことで、さらに不安が高まっても、「根拠のない不安」より足元のグラグラ感がなく、「不安が高い、だから対策しなきゃ」という、自らの推進力を生むのではないでしょうか。

不安だ、不安だ、と言っているだけでは、その人を取り巻く社会の生産力なんて上がるわけがないと思いませんか。

受験対策のお話なんかでもよく聞きますね。
不安だ、不安だ、と叫んでいるだけの人が、一番学力の不安定を生む。
不安を完全に解消することは精神的に難しいけれど、少しでも不安を少なくするのは、「うん、しっかり自分は勉強してきたから大丈夫」と、自らの努力に裏打ちされた「無意識下での自信」でしかない、と。

今週の『エンゼルバンク』は、それを教えてくれます。

加えて、本当は、さらに進んだ人間になることが必要でしょう。
つまり…

「エンゼルバンクの言いたいこともわかるけど、昔の自営業者は強制的に親から継がされた場合も多く、自営業と言う道を自ら選んだわけではない。だから、“今の人たちは精神的に弱い”のような論調は少し違和感を覚える」

など、自分なりの分析を持ったり、さらには

「この寺西って人は“『エンゼルバンク』にこんなことが書いてあった”というけれど、それは本当かどうかわからない(だから自分でモーニングを買って確かめてみよう)」

なんて思ってみたり、そして本当に数字を追究したければ実際に行政の基本的なデータを調べてみたり。

信用できるのは自分だけ。
そう思うことは、却って「信用できる友人」をたくさんもてるようになる必要条件でもあります。

わかりますかね?

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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