安全にスポーツを行うために配慮すべきポイント

2009.10.15

ライフ・ソーシャル

安全にスポーツを行うために配慮すべきポイント

野口 克彦

スポーツは楽しみながら行なうのが一番ではあるものの、楽しむ以前にまず怪我の予防、安全面の確保をしっかり行なって頂きたい!ということで、今回は安全にスポーツを行なう上で注意すべきポイントについて解説させて頂きたいと思います。

「スポーツの秋」真っ盛り!ということで、スポーツに励む読者の皆さんも多いのではないかと思いますが、スポーツで怪我をしてしまったり、スポーツを行なった翌日に身体の調子が悪くなったりといった話も後を絶えません。

スポーツを行なって怪我をしたり、身体の調子が悪くなるのは様々な要因が影響しているといえますが、最大の要因は安全面の確保が出来ていないからといっても過言ではありません。

仮に手軽に出来るスポーツであったとしても楽しむ前にまず安全の確保なのです!

そこで、今回は、安全にスポーツ行なう上で注意すべきポイントについて解説させて頂きます。

スポーツ中は安静時と比べ心拍数も上昇しており、血圧も高くなっています。従って、仮に軽スポーツであっても、大きな事故や傷害を引き起こす可能性を秘めていることを十分に認識し、事故や傷害を予防(防止)するために以下のことについて注意・配慮する必要があるといえるでしょう。

①睡眠をしっかりととる。
睡眠は、人間が生きていくために必要不可欠なものです。睡眠不足の状態でスポーツを行なうと疲れやすいばかりか、判断力が鈍り思わぬ怪我を起こす可能性があります。

②食事をきちんととる。
空腹時のスポーツ活動は、エネルギー不足を引き起こし疲れやすくなるばかりか、判断力が鈍る可能性があります。従って、食事をきちんととり、極度な空腹状態でスポーツを行なうことは避けて頂きたいと思います。

③食後直ちにスポーツをするのは控える。
食後は、消化を促すために内臓への血流を増やす必要性があります。食後直ちにスポーツを行なってしまうと身体を動かすために筋肉への血流が増えてしまい、内臓に十分な血液が行き届かないために腹痛などを起こす可能性があります。従って、食事後十分な間隔(2時間~3時間程度)を空けてスポーツを行なうよう心がけて頂きたいと思います。

④ウォーミングアップをしっかりと行なう。
Warming Up(ウォーミングアップ)」はスポーツを開始する前に「身体を暖める」と同時に、筋肉の反応時間や動きをコントロールする中枢神経を興奮させ、スムースにスポーツが出来るように行なうものです。 また、関節の可動域を広げることによって怪我を防止するために行なうものでもあります。従って、スポーツを行なう前には必ずウォーミングアップを行なうことを十分に心がけて頂きたいと思います。

⑤動きやすい格好でスポーツする。
スポーツは、日常生活に比べより大きな動きを必要とします。従って、スポーツに適した(動きやすい)服装でスポーツを行なうように心がけて頂きたいと思います。また、シューズについても同様であり、サンダルなど身体が不安定な状態になりやすい履き物ではなく、スポーツに適したシューズで行なうよう心がけて頂ければと思います。
また、スポーツの種類によって、適した服装・シューズは異なります。例えば、バスケットボールを行なう際、ジョギングシューズでは、身体が安定せず、捻挫など足首の傷害を起こす可能性があります。従って、行なうスポーツに適した服装・シューズを選ぶようにしましょう。

次のページ⑥スポーツ用具・スポーツ器具は正しく使う。

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