「法事」の深い意味

2007.08.31

ライフ・ソーシャル

「法事」の深い意味

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

日本では、親族が亡くなった後、 初七日、四十九日、初盆・・・ と、かなり頻繁に遺族が集まる風習(法事、または法要) がありますよね。 これにはどんな「意味」があるのか、 考えたことがありますか?

ここまで書けば、

「法事」

の深い意味がもうおわかりでしょう。

死者の「たたり」を鎮め、不幸を予防するための

「仕組み」

として確立されたのが、

初七日、四十九日、初盆

といった法事だったのです。

一見、単なるしきたり、風習、伝統としか思えない
私たちの行動の奥には、しばしば深い意味が潜んでいます。

心理学には、

「文化心理学」

という研究分野が存在するのはご存知でしょうか?

「遺族ケア」の話は、
人の行動をよりよく理解するためには、私たちが持つ様々な

「文化や伝統」

についても深く掘り下げる必要性を感じさせてくれますね。

「遺族ケア」の出典:ドクターズマガジン No.94 September 2007

柏木哲夫氏(淀川キリスト教病院名誉ホスピス長/
金城学院大学学長)とカール・ベッカー氏
(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)の対談

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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