中国市場を席巻するのは韓国企業。日本企業の出遅れ。

2009.08.26

経営・マネジメント

中国市場を席巻するのは韓国企業。日本企業の出遅れ。

洲崎 智広

中国市場に関するレポート

中国のオンラインゲームの人口が2008年には2億9800万人に達したとの報道がなされています。2011年には、4億8000万人のユーザーに膨らむという試算がでているようです。
これだけの膨大な市場規模の中で、今年5月に中国で利用されたオンラインゲームのトップ10のうち6社が韓国企業、3社が中国企業、1社が米国企業という発表がありました。韓国企業ダントツです。日本はソフト、ハードいずれにおいてゲーム先進国でありますが、それは専用機分野(WiiとかPSなど)の中の話であって、オンラインゲームでは見る影がありません。私は開発者でないですが、聞くところによると、一般に専用機で作るゲームとPC上でのオンラインゲームとでは、開発方法が違っており、実はこのノウハウの先進国は韓国企業なのです。ゲームの歴史があるから、その応用で、オンラインゲーム開発も日本、というイメージがあるかもしれませんが、実態は今のような状況です。
ちなみに中国の企業は、というと、オンラインゲームが流行り始めた当初は、そのゲームを載せるサーバーまわり、オペレーションでの役割を担っているという状況でした。もちろん、今では、自分たちでも、どんどんゲームを開発しているのが実情です。それにしても、韓国企業の中国進出には目を見張るものがあります。

一方、分野変わって、中国のタクシー事情。最近の調べによると、中国タクシーの70%が韓国の自動車メーカー「現代(ヒュンダイ)」が占めるという状況のようです。少し前は、ヨーロッパメーカー(フォルクスワーゲン、シトロエンなど)が主流でありましたが。状況が一変しております。

そして、携帯電話市場。中国に限らずですが、世界の携帯電話市場における韓国企業のシェアを調べると、サムソン電子が11.3%で3位に入っています。(2006年度。1位はノキア36.2%、2位はモトローラ21.5%)これは、肌感覚ですが、中国でも同じような状況と思われます。
もしかすると、日本の携帯は、PCの延長に近いものがあって、携帯電話であるが、似て非なるものと化していて、余計な機能がついて、逆に売れないのか、(いいものは、必ず売れるという神話を未だに持っている)あるいは、そもそも販売戦略に問題があり、販売にやや強引さが欠けるといいましょうか、交渉負けしているような状況ではないかと思われます。いずれにせよ、質は良いが、日本メーカーは劣勢であることには変わりありません。この分野でも韓国企業は躍進しています。

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