著作権侵害にご注意!

2009.06.16

仕事術

著作権侵害にご注意!

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

あなたは、メルマガやブログに書いた自分の文章を 盗作されたことありますか? 「盗作されたことがあるよ」という方が、 けっこう多いんじゃないでしょうか? デジタルなネット系文章だと、 コピペで簡単に真似されやすいですからね。

それは、

著作権は「表現」を保護することが目的である

いう点です。

特許は、発明=アイディアを保護することが
目的ですが、著作権はオリジナルの書き手の

「表現」

を守ることが目的。

ですから、盗作記事の場合も、
裁判員制度における留意点を「自分の言葉」で
表現してあれば、問題はありませんでした。
(後はもちろん、適切な引用と出典の明示)

ちょこっと言い回しを変えただけではダメです。

他人の文章を元にしており、
かつその文章と明らかな類似性があり、

実質的に同一」

と判断されるようであれば著作権を
侵害したことになるからです。

まとめます。

著作権侵害にならない文章を書くために、
最低限おさえておきたいポイントは以下の3つです。

・自説を自分の言葉で表現する。

・自説と引用のバランスに注意し、
 引用が主にならないようにする。

・出典を明記する。

掘り下げれば、上記以外にも様々な留意点がありますが、
詳細は参考文献等をご参照ください。

私自身も、細心の注意を払って、
記事を書いていきたいと思います。

*参考文献

『引用する極意 引用される極意』
(林紘一郎、名和小太郎著、勁草書房)
→アマゾンはこちら

『デジタルコンテンツの著作権Q&A 第2回』
‐自社のWebページをまねたとしか思えない他社のWebページを発見。
 削除を要求できるか?
(広報会議、2009/07)

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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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