ユニクロのブランドを形成する先進性と環境性

2009.04.28

経営・マネジメント

ユニクロのブランドを形成する先進性と環境性

原 一真

なぜ、「ユニクロ」は強いのか?不況下での勝ち組代表「ユニクロ」のブランド戦略を考察します。

「意味と形状が結びついて価値が伝わる」というのがF・ソシュールの記号論ですが、
ユニクロは、まさにそれを実践しているわけです。

さらに同社のサイトの別ページでは、柳井会長が「自分たちは何者かを語らなければ
ならない」という主旨のことを述べています。これは、ブランディングで言うところの
まさに「自己定義」に他なりません。

いったいどのようなスタッフが、こうしたブランド戦略を構築しているのか、非常に
興味のあるところですが、幸いなことに、最近、誠文堂新光社から「IDEA」の別冊で
「ユニクロのデザイン」が出版されました。興味のある方は、どうぞ。

(これ、アフィリエイトではありません。私もまだ読んでいませんし・・・・!)

ここまでで書き終えたつもりが、冒頭の中国ネタで新発見!

ネットショップのオープン時は、ユニクロのTシャツブランド「UT」を、主力商品として、
「MEGA CULTURE」をキーワードに、様々なカルチャーをTシャツに載せて、夏のシーズン
だけで約700色柄のTシャツを中国全土に発信していくらしい。

あ、そうか!「MEGA CULTURE」が、キーワード!

「ありかた」って「文化」なんですね。(気付くのが遅い!?)

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