リンガーハット・・・体感価格の読み違い

2007.07.23

営業・マーケティング

リンガーハット・・・体感価格の読み違い

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

「長崎ちゃんぽん」 って、九州以外の方にはあまりなじみのない料理だと思います。 うどん、そば、ラーメンのように どこでも食べられるものじゃないですからね。

さすが外資系企業。

リンガーハットのように、
「原材料の価格高騰」を理由に、経営側の思い込みだけで
値上げしてしまうのとは違います。

ただ、マクドナルドの場合、
ここ数年、あまりにも価格改定が頻繁でしたから、
そもそも元の価格(基準価格をどこにおくべきか、
ユーザーがよくわからなくなっています。

マックの価格に対する感度は、いわば

「マヒしている状態」

と言えます。

100円マックが維持されているのも、
値上げを感じさせないことに寄与していますね。

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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