『トップ・オブ・マインド』

2007.07.17

組織・人材

『トップ・オブ・マインド』

増田 崇行
株式会社クエストコンサルティング 代表取締役

「時代が求めるパーソナルブランド」第4弾  バイネームで指名された時の嬉しさ、感動、充実感は忘れられない。仕事をしていて“本当に良かった”と思える瞬間だ。 ブランド認知の観点から、そのポイントを探ります。

あの時のイチローは、明らかに日本代表のリーダーを意識していたように見えた。
「野球日本代表」としてのトップ・オブ・マインドになったのだ。

トップ・オブ・マインドは、過去からの記憶の中に存在するものであり、一朝一夕に築かれるものではない。

一度、相手にとってのトップ・オブ・マインドになっても、常にその記憶を強固にするパフォーマンスが求められる。

私たちの目線におけるトップ・オブ・マインドとは、どのようなものだろうか?

あなたが身をおく職場、会社、業界、コミュニティなど、どの範囲においても、そして、どの領域・テーマにおいても存在する。

あなたが法人営業で、

「常に新しい情報を提供してくれる、困ったときに相談に乗ってくれる、明るくて誠実である、社内での自分の立場をケアしてくれる、もちろん良い提案をしてくれる」

と重要なお客様(企業の担当者)に思われれば、あなたの携帯電話は鳴るはずだ。

あなたが美容師で、

「自分の希望をよく聞いてくれる、自分らしさをうまく表現してくれる、個性的だけど親しみやすい、流行に敏感で話が面白い、生き方に共感できる、もちろんカットの技術は一流」

とお客様に思ってもらえれば、常に指名してくれるお得意様となるであろう。

あなたは、どんな領域で、誰にとってのトップ・オブ・マインドになるのだろうか?

(つづく)

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増田 崇行

増田 崇行

株式会社クエストコンサルティング 代表取締役

2006年5月に株式会社クエストコンサルティングを設立しました。 組織人事領域におけるプロデューサーとして、クリエーターとのコラボレーションによりユニークなサービス、ビジネスを開花させてきました。今後も「Quest for the Human Brightness」をコンセプトとして、インパクトのあるサービスを開発しご提供することで、人と組織の本質的価値の向上に貢献できたらと考えています。

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