サッカー松井は大きな勘違いではないか

2009.02.11

組織・人材

サッカー松井は大きな勘違いではないか

山口 智朗

松井、ピム監督に復讐誓う「イジメの借り返す!」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000032-sanspo-socc というYAHOOニュースを見て、 もしかしたら大半は 「ああ、松井は辛かったんだ。イジメはきついよね」 という捉え方かも知れない。 しかし、本当にこれはピム監督によるイジメだったの だろうかと思うのは私だけだろうか?

ニュースの詳細を見ると

---ニュース引用---------------------------------------------------------
忘れもしない03年7月。当時在籍した京都の新監督に、ピム氏
が就任したのが悲劇の始まりだった。オランダ人指揮官は母国で
流行した1トップを採用し、才能あふれる松井に注目した。「F
Wをやれ」。この命令に当時22歳の若武者は「できないっす」。
得意のドリブルが生きる左MFにこだわりをみせた。

 以来、松井はチームのカヤの外に。「走っとけ!!」と露骨に
冷遇したピム監督の顔は、いまも脳裏を離れない。
---ニュース引用---------------------------------------------------------

もしこれが企業組織だったらどうなるんだろうか?
営業部長が仮に外部からやってきて体制と戦略ベクトルを示し
役割分担を決めた。
しかし役割分担をしたスタッフから「できないっす」
と言われたとする。
その場合営業部長はその20歳のスタッフをどう扱うだろうか?
やはり当時松井が受けたようなカヤの外にするか、寛容な人
であっても指示が聞けないのであれば、やはり自部門とは違う
部門に回ってもらうことになるのではないだろうか?

03年というと松井は21歳、ピム監督は44歳。

確かに松井は技術を持っており、才能にあふれていたかもし
れないがはたしてどこまでピム監督の意図を汲み取っていただ
ろうか?

ゴシップとしてこのニュースを見る分には、私個人としても

「松井の動きに注目」

と思うが、組織を率いているものとして才能があるが指示に従
わない部下がいた場合、やはり私はどう活用するか苦慮することになる。

逆に松井の立場で考えてみることも出来る。
当時21歳の松井。ニュースによると得意は左MF。
しかしここでFWをやることによって松井のサッカースキルの
幅が広がっていたということはないんだろうか?
またFWは常にMFと連携し仕事をするわけだからFWの立場から
どういうMFが良いのかを客観的に見ることもできたのではないだろ
うか?
もしかしたらFWの方が向いていたということはなかったんだろうか?

組織で採用する人を選ぶときに

・仕事が出来る・できない
・考えを共有できる・できない

のマトリックスを組む話がある。

選ぶ順番としては
・「仕事が出来、指示に従える」

その次は
・「仕事は出来ないが、考えを共有できる」

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