嫌いな人と仕事ができない理由

2009.02.02

組織・人材

嫌いな人と仕事ができない理由

中島 康滋

コミュニケーションとは何でしょうか? 情報を伝達するだけがコミュニケーションではありません。 社内の会話が情報の伝達だけになると、生産性は極端に低下します。 嫌いな人と仕事ができないのは、一体何が原因なのでしょうか?

コミュニケーションには2つの役割があります。

1つは情報の伝達です。もう1つは感情の共有です。

「ありがとう」「助かった」「おつかれさま」

すべては感情です。

こういうことを言われて無視する上司が嫌われます。

無視せずとも、目も合わせないのは、

「その存在を受け入れていない=感情を受け止めていない」

ということです。

「ありがとう」と言われたら「ありがとう」と言いましょうというのは小さい頃から習っています。

子どもにもそう教えているはずです。

でも、自分はできないのです。

何だかおかしな話ですね。

いい仕事を受注して「やった!」という気持ちの部下がやってきても、「当然だ」と返したら、相手はどう思うでしょうか?

喜びの気持ちを共有できない上司には二度と報告には来ないでしょう。

実はこうした「感情の共有」こそがコミュニケーションであり、そのことを日常からしつづけることが関係を作ります。

EQ(イーキュー)という考え方もあります。

感情と向き合うためのスキルこそが、生産性を向上させ、職場環境を快適にし、良い人材を育て、企業を成長させていくことになります。

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。