マーケティングメトリックス:Web分析の新しい方法

2008.11.29

営業・マーケティング

マーケティングメトリックス:Web分析の新しい方法

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

まず、前回の記事の簡単な復習です。 マーケティングメトリックスにおいて 最も重要なのは、 「評価指標」 の取り扱いでした。

--------------------------

・「ワン・アンド・アウト」ビジター

1ページだけ見てサイトを離れるビジターの数。
日本では、一般に「直帰率」と呼んでいますね。

直帰率は低いほうがもちろんいい。

同記事によれば、
ホームぺージに異なる商品が8つあるサイトが
最も低い「ワン・アンド・アウト率」を達成しており、
コンバージョン率はほかのサイトの3倍以上だそうです。

・検索toカート率

どの検索キーワードが、
カートに最も結びついたかを示す。

販売促進の指針として役立ちます。

・製品ページ訪問toカート率

どのページが強力にコンバージョン率に貢献しているか
を示すもの。あるページにおいてこの率が低い場合には、
コピーやグラフィックを改善すべきです。

--------------------------

同記事では、ご紹介した上記項目以外の項目についても
いくつか説明されていますが、長くなりますので割愛します。
(詳細はアイ・エム・プレス本誌を参照ください)

最近注目されている指標は、
行動の結果(すなわち「ゴール指標」)ではなく、
おおむね、なぜその行動を起こしたかという動機や、
きっかけを推測できるなものだという点に
お気づきでしょうか。

*月刊『アイ・エム・プレス』
 http://www.im-press.jp/

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

フォロー フォローして松尾 順の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。