電通の単月売上高前年対比83.0%!お寒い広告業界に、喝っ!

2008.10.10

営業・マーケティング

電通の単月売上高前年対比83.0%!お寒い広告業界に、喝っ!

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

広告代理店最大手の電通が、先日、9月単月度の売上高を発表した。 それによると全社売上は1307億9000万円となり、前年同月比で83.0%の値にとどまっている。広告業界全体に景気が悪いと言われていたが。あの電通が、ここまで悪いとは、正直ショックだ。北京オリンピック効果の後だから・・・と、言い訳しても・・・惨憺たる結果だ。

「お客様の共感を獲得する」という聞こえの良い言葉自体が、白々しい。
企画書にそんなことを書く前に・・・
マーケティング提案をしている我々自身が、
「お客様に共感する」ことが大事なのだ。

そうすれば、自ずと・・・
マスが見下していた「看板」等の街メディアが効果的なことがわかってくる。
当然、インターネットに潜り込んでいるユーザーの気持ちに同化できる。
そこに、どんなマスメディアをかぶせれば良いかも見えてくる。

ネットも、街メディアも、マスメディアも駆使する、
実のある「クロスチャネル戦略」を提案したいなら・・・
先ずは、
「虚業」である私達の意識を「実業」の現場にクロスさせないと始まらない。

語弊があると思うが・・・希望を込めて・・・
「アタマでっかちのバカは、マーケティングの現場に要らなくなるっ」
そういう良い時代がやってきているのだと思う。

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

フォロー フォローして中村 修治の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。