「モチベーション」を高める方法とは?

2008.10.05

ライフ・ソーシャル

「モチベーション」を高める方法とは?

荒川 大
株式会社ENNA 代表取締役

「モチベーション」を高める方法がいろいろあるのですが、結局は…

組織を運営する上で、モチベーションの管理がとても重要だということは最近特に主張されていると思います。

それは業務の高度化や社員の各作業レベルでの管理が進んできたことによるわけですが、作業レベルが細分化されるということは、各作業毎に指導と実践が行われるわけで、一歩間違えると、全体感の欠けた作業の連鎖を押し付けることになってしまいます。

ところが、もっと長いスパンで考え、また幅広い業務で考えてみると、個人的には、本当にモチベーションを高めることが重要なのか疑問に思うことも多いのです。

まず、高度経済成長の頃「何故、働かなければならないのか?」とか、「何故、この会社なのか?」とか、「何故、この上司の下に就かなければならないのか?」などという悩みを持つ会社員はごくごく少数でした(定年退職した親にしても、日々お世話になっている経営者の諸先輩方についても同じ答えが還って来るのです)。

加えて、日本企業において「企業は人なり」とか「人は石垣」とか、人材が大切だと言われているわりには、人事制度には関心が向けられるものの、働かせるという運用面ではなかなかうまくいっていないケースが多いです(実際、人事コンサルティングに従事していた時には、毎年制度を変えたいという企業も少なくありませんでした)。

そのようなことを考えながら、日々の業務やコンサルティング先の就業環境を振り返ると「業務の高度化」は実際は「業務の細分化」という方が正しく、ITサービスの発展に合わせて様々な業務プロセスが分解されることによって、一人一人が考えるべき、やるべき作業が細分化して管理されやすくなったという考え方もできるわけです。

そのような時代の変化の中で「モチベーション」を考えるとき、仕事をするための「心の管理」を目指すよりは「モチベーション」を考えないで仕事ができる方が、心の負担が少なくて済むのではないかと考えることもできるわけです。

但し、仕事とモチベーションを切り分ける場合には、2つのポイントのどちらかを守らなければなりません。

1.仕事内容を細分化したとしても、初めから終わりまでの作業全てを担当する。

2.細分化された仕事で、自分が担当しなければならないものは、何も考えずに、時間すら考えずにとにかくこなすことを考える。但し、会社の定める労働時間を超過する分は、明日以降に回すか、上司に戻す。

最後に、どう考えても、気分によって仕事の成果が分かれるというのであれば、とっておきの「モチベーション向上手法」を実践して下さい。

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荒川 大

荒川 大

株式会社ENNA 代表取締役

企業実務(総務・人事・法務・社内システム等)におけるコンプライアンス対応について、企業実務者の観点からの業務改善、内部統制対応等の支援を行なっております。

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