大手メーカー系通販の虚弱体質を斬るっ。

2008.08.07

営業・マーケティング

大手メーカー系通販の虚弱体質を斬るっ。

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

健康食品系の通販の成長が鈍化している。 顧客の反応=レスポンスの改善が見られない。 特に、大手メーカーの通販事業参入が激しいが・・・ これまた、軒並み厳しいと聞くっ。 その根本的な原因は、何だろうか・・・。考えるっ。

最近の若い人達に共通して言えるのは、
「弱さ」の認め方が、生半可であるということ。
生ぬるいっ。

弱さに安住している輩が嫌いである。
永遠に、泣き続け、憎み続け、妬み続ける。
傷をなめあい、出口のない会話して・・・
また、次の日にも、同じコトを繰り返すっ。

そういう輩に限って、出口になりそうな与えられたチャンスを、平気で逃すっ。
非力であることに安住していたら、何も見えてこないっ。
「自分が耳を傾けるに足る人間だと証明する」ためには、
1回のチャンスを逃したらお終いだっ。
その準備を怠っていては、何も前へ拡がらないっ。
弱さを認めるのは、強くなるためである。
弱さを認めるメリットは、そこにしかないっ。

社会人なって、上司に楯を突きたいなら一発で認められる気概を持てっ。
そういう決意のある人間だけしか、弱さから抜け出すことはできないっ。
自分の弱さをかわいいと思っても、
それを自分が許してしまったら人間の成長は、止まるっ。

そこで、
通販というビジネスの「弱さ」を考えてみない。
それは・・・
逆説的だが「お客様の本当の顔が見えないこと」である。

なので、
小さな資本=弱小企業から立ち上がった通販企業は、
ユーザーの顔を見るために、必死である。
社員一丸となって、かかってきた電話をとるっ。
1回のチラシのレスポンスに、社員一同が一喜一憂するっ。
制作者も、その1回のチラシに、全身全霊を傾けるっ。
だから、準備も、怠らないっ。
そんな日々の、
ひとつひとつの、弱さ克服のための努力の積み上げが、
数百億円の売上げの基礎になっている。
どんどん逞しくなるっ。

・・・で、どうだろうか・・・大手メーカーの通販事業は。
いくつかの小さな成功は、耳にするが・・・・
大手メーカーの通販事業が、短期間で立ち上がり・・・
累積の赤字を一挙に黒転したなんていう結果を聞いたことがないっ。
特に、「健康食品」の大手メーカー通販は、軒並み厳しいっ。

大手メーカー通販の実態の多くは、こういうものだ。

1、通販事業戦略は、賢そうな企画書がコンサルから上がってくる。
2、その事業戦略にのっとって予算が下りる。
3、チラシやテレビショッピングの制作は、広告代理店頼みっ。
4、受注は、大手コールセンター企業へのアウトソーシングっ。
5、通販事業の担当者は、ノウハウが貯まる前に、他部署へ転籍するっ。
こんなんで、商売がうまくいくわけないっ。

大手メーカーの通販事業は、
ひとつの販売チャネル施策として始まることが多いっ。
「メーカーは、お客様の顔を見て商売をしていない」という
メーカーの「本質的弱さ」の克服を目的として、
通販事業が始まっていない。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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