サイト・ユーザビリティ:ローカルナビ

2007.05.17

営業・マーケティング

サイト・ユーザビリティ:ローカルナビ

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

埼玉県八潮市にあるステンレス容器メーカー、 日東金属工業株式会社 http://www.nitto-kinzoku.co.jp/ のWebサイト、まず見てもらってもいいでしょうか?

>日東金属工業株式会社

このサイトは、中小製造業のネット活用を支援する
NCネットワークの「エミダス・ホームページ対象2006」の
グランプリを受賞しています。

さすが「グランプリ」を受賞しているサイトだけに、
全体的によくできていますよね。

ただ、私が着目したのは、右サイドに置いてある

「ローカルナビゲーション」(ローカルナビ、以下同様)

です。

ここには、生産工程や主要製品等が表示してあります。

一般に、ローカルナビの位置は、
「右サイド」じゃなくて、「左サイド」ですよね。

このサイトのローカルサイトの場合は、
右側に置いてあったので「おやっ?」と思ったわけです。

ただ、このローカルナビゲーションは、
メニュー毎に項目が変わるわけではないので、
正確にはローカルナビゲーションではなく、
広告的な位置づけとして右側に置いてあるのかもしれません。

続いて、私の古巣のWebサイトをご覧ください!

>株式会社電通ワンダーマン

こちらは、先日サイトリニューアルをしたばかりですが、
こちらのローカルナビも右サイドに置いてあります。

つまり、このサイトの場合も一般的な位置とは反対側です。

実は以前から、個人的にはローカルナビは
右側に置いてある方が使いやすいと思ってました。

というのも、ページのスクロールのために、
カーソルは大体、画面の右側に待機させてますよね。

だから、ローカルナビゲーションは右サイドに置いてあった方が
カーソルの移動が少なく楽です。

これが、左サイドに置いてあると、ローカルナビに
行くために画面を横切らなければならなくなりますので、
結構面倒です。

あなたは、どう思いますか?

サイトのユーザビリティ(使い勝手)を
高めるための法則のひとつは「前例に従え」です。

過去のサイトで一般的に採用されてきたレイアウトに
準拠すれば、ユーザーが戸惑うことがないからです。

ですから、ほとんどのサイトで、
ローカルナビゲーションが左サイドに置いてあります。

もちろん、ローカルナビゲーションを左サイドに置くのは、
可変サイズ対応とか、フレームを使用する場合など、
ちゃんとした理由があってのことでしたが。

ただ、左サイドに置かなければならない必然性があればともかく、
そうでなければ、前例にとらわれず、よりユーザビリティの優れた
デザインを考えてみるというのも必要だなあと、日東金属工業や
電通ワンダーマンのサイトを見て思った次第です。

まあ、ローカルナビの位置なんてそれほど重要ではないことです。

でも、サイトの使い勝手の良し悪しは、
結局、このような細かい点を改善するかどうかの積み重ねで
決まってきます。

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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