クールにいこうぜ!

2008.06.03

ライフ・ソーシャル

クールにいこうぜ!

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

クールビズの季節がやってきた。

思い起こせばクールビズ元年の2005年7月に「cool!じゃない? クールビズ」などと題して、日経Bizplusにコラムを書いた。
(バックナンバー:http://kmo.air-nifty.com/kanamori_marketing_office/2005/07/post_970d.html

ご丁寧に、E.M.ロジャースの「普及論」まで引っ張り出して、「どうせ飛びつくのはイノベーターだけ」として、ロジャー・ムーアの「キャズム論」まで持ち出し、「絶対に定着しない!」と断言した。・・・大ハズレ。

その後、同・日経Bizplusで10月に初年度の総括としてロジャースの「普及要件」を用いて、前期多数採用者(アーリー・マジョリティー)までは採用するので、50%程度まで普及するのではと訂正した。
http://kmo.air-nifty.com/kanamori_marketing_office/2005/10/__700c.html

昨年の内閣府の調査では、「クールビズを実践している」との回答は46.6%だったので、現在の所は修正予測まではハズレていないと言うことだろうか。

筆者は当初、「ネクタイを外しただけのオジサンみたいでカッコワルイ」とアタマから拒絶反応を示していたが、なかなかにオシャレな装いが百貨店などに揃っているようになった。かなりビジネスっぽくないものでも、クールビズ4年目ともなれば、世間もだいぶ許容してくれるようになってきたようだ。
実践してみると何より楽だし、涼しい。
クールビズの要諦である、「冷房温度を28℃までに」も、湿度と窓際の直射日光さえなければ、かえって不自然に身体が冷え過ぎないので調子がいい。

さて、4年目の今年はどうなるだろうか。

古新聞も、ネット上のリンクも探せなくなってしまったのだが、連休明け頃の新聞では、「4年目に入りさすがに定着したので、今年は百貨店各社もあまり大げにコーナーを作ったり、”クールビズファッションショー”などはやらない模様」と伝えられていた。
しかし、例えば伊勢丹などはなかなかナイスなスタイルを提案してくれている。

<伊勢丹の最新クールビズ 今年はジャケット&タイ >
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806010004a.nwc
あえて、タイド・アップというのもいい。タイは<目の粗いシルクのフレスコ織り>がオススメという。また、<ノーネクタイ派には胸元を飾るピンズ>だそうだ。襟元のピンズは筆者の愛用アイテムなのであまり流行って欲しくない気もするが・・・。
ともあれ、<昨年までは、軽くて清涼感のあるスーツなど機能面が重視されたが、今年はファッション性を打ち出したい>とのことなので、今年は一工夫いりそうだ。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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