時間管理を行う上で、アウトプット(結果)を変えるにはインプット(自分の言動)を変えるしかない、というのは原則のひとつです。 インプットはコントロールできます。何をどう準備し、どう考え、何をするかは自分で決めることができます。そして、自分のコントロールできることに対して、十分に力を注いだと自負できれば、結果がどうであろうと悔いはなく、充足感を持って、次の仕事やプライベートでのチャレンジに臨むことができるでしょう。
時間管理を行う上で、アウトプット(結果)を変えるにはインプット(自分の言動)を変えるしかない、というのは原則のひとつです。
良質なインプットがなければ、満足できるアウトプットはありません。インプットとは情報や知識、協力パートナーといったリソースだけではなく、その取り組みに投下できる時間やエネルギーも含まれます。アウトプットを出すために必要なことです。
誰もがアウトプットばかり気にしますが、アウトプット自体をコントロールする事はできません。結果がどうなるかは、やってみなければわからないのです。
それに対してインプットはコントロールできます。何をどう準備し、どう考え、何をするかは自分で決めることができます。そして、自分のコントロールできることに対して、十分に力を注いだと自負できれば、結果がどうであろうと悔いはなく、充足感を持って、次の仕事やプライベートでのチャレンジに臨むことができるでしょう。
自分の時間の使い方は自分で決めることができる、まさに時間管理のことです。日々のタイム・マネジメントで重要なことは、これらのコントロールできることを確実に計画し、妥協することなく取り組むことです。
また、インプットというのは、自分で考えて工夫する必要がありますので、自分で計画を立てなければ、ずっと実行されることはありません。残念ながら「こういうインプットをしなさい」とは、誰も言ってくれないのです。ですから、「いつ、何をしようか」と、自分の活動の計画を立てる必要があります。
インプットを計画する際に考えたいことは、目的(ゴール)、リソース、投下時間の3つです。
目的(ゴール)
直接インプットにかかわることではないかもしれませんが、取り組む仕事の目的(ゴール)を明確にしておくことはとても大切なことです。自分の損得だけだったり、何かをごまかしたり、といった動機のもとで何かを行ったとしても、本質的なモチベーションが生まれることは少ないでしょう。何かに貢献できると実感できたときに、人は心から納得感を得ることができるものです。もちろん、自分の段取りや都合を優先したい場面はありますが、プロジェクトに取り組むとき、今日1日のタスクを考える際、誰かに仕事の依頼をするとき、手帳にその取り組みに対する目的、動機や意図を書き込んでみましょう。そして、その内容は本心から納得できるものか、自分に問いかけてみましょう。
また、具体的なゴールをイメージしておくことも重要です。アウトプット後に、どうなれば良いのか、どのような状況にするために、そのアウトプットを行うのかを書き出しておきましょう。仕事やタスクの幅はさまざまです。大きすぎるゴールや目標も、行動に無理が出ることにもなりますので、一段ずつ階段を上るようなゴールイメージを持つのが良いでしょう。
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2009.10.27
2010.03.20