​TBS『報道特集』がおかしい

2025.07.27

経営・マネジメント

​TBS『報道特集』がおかしい

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 哲学教授

/報道の自由は、それよりも大きな報道の責任の上にこそ成り立っている。「報道」を名乗る以上、情報源に対して、みずから最善の取材努力を尽くすのが、報道の義務だ。回答が無いなら、連絡の不行き届きを疑って、自分から相手に直接に再確認し、さらには、もっと積極的に自分から相手の下まで質問に出向くのがスジだ。それが、取材というものだ。/

報道の自由は、それよりも大きな報道の責任の上にこそ成り立っている。こんなことをやっていたら、どこかの国のように、ある日突然、自分たちも、同じように一方的な期限付きでの回答という難癖をつけられて、いきなり逮捕されても、文句は言えなくなるぞ。この番組の異常をTBS社内で早急に処理できないならば、反町同様、この先、社内外で何が起こるか、経営陣はよく考えてみるべきだ。


純丘曜彰(すみおかてるあき)大阪芸術大学教授(哲学)/美術博士(東京藝術大学)、東京大学卒(インター&文学部哲学科)、元ドイツマインツ大学客員教授(メディア学)、元東海大学総合経営学部准教授、元テレビ朝日報道局ブレーン。

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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。

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