「ひいき」もアリ?~教え手が費やす時間だけで判断しないで

2008.03.17

ライフ・ソーシャル

「ひいき」もアリ?~教え手が費やす時間だけで判断しないで

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

特定の子だけ厚遇する… 先生による「ひいき」が問題になることもあります。 (これはこれでよくないことです) 一方で、表面的に「ひいき」と同じ行為が行われただけで、「ひいき」と断定するのもどうか、と思います。 教育サービスを提供している会社の、一社員として思うことー。

パルティオゼットは、Z会側に答える義務が発生していない、コミュニティ・サイト。
なので、正直、「スタッフが一切答えない」の方がラクチンといえばラクチン。
見かけ上の平等感が生まれますし、表面的に判断する人からのクレームも生みませんし。

でも、「表面的にしか判断できない人」のクレームを恐れるが余り、一見「ひいき」に見える行為を避けすぎると、逆に「相談するばかりの人」と「回答ばかりする人」との格差も生まれ、「良い人ほど損してしまう」現象が生まれます。
そうすると、回答ばかりする人もいずれは回答疲れを起こし、コミュニティから去り、結果それまで回答を得られていた人も以前よりトラブルシューティングができなくなるー

表面的な「ひいき」を「ずるーい」という人が、自ら首を絞めている、ともいえます。

あと、経験則ですが、表面的な部分だけ見て「ひいきだー」って言う人自身が、心の中で「自分もひいきされたい」と人一倍思っている場合は結構あるんですよね。

恐らく、学校の先生で、周りから「ひいき」と見られたくがない余りに、本当に頑張っている子、「どうしても解決法が見つからない」ってときだけ相談に来る子から、距離感をとらざるを得ない環境になっている人もいると思うんです。
そういう先生には、いろいろ難しい環境もあるでしょうが、と前置きした上でー

普段から周りに「与える」ものが大きい生徒には、先生自らが「(他の人より)与える」のは、別にいいんじゃないですか?

と思います。

そして、保護者の皆さんにはー
自分の子だけが得したい、他人が得をするのが嫌だ、という、さもしい大人にならないよう、大いに期待したいものです。
さもしい大人が増えることが、子ども達にも影響を与え、子ども達が大人になったころに生きる社会への幸せをマイナスにしてしまいますから…。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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