新型コロナウイルス、正しい対処法は?

2020.03.04

ライフ・ソーシャル

新型コロナウイルス、正しい対処法は?

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​新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大の一途をたどる中、デマや根拠の乏しい情報が飛び交いマスクやトイレットペーパーが手に入りにくくなるなど、日常生活が過剰に脅かされる状態になりつつある。厚生労働省は今年(2020年)3月1日付で一般市民に向け、新型コロナウイルス(2019-nCoV)に関する情報をまとめた「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」を公開し正しい情報提供を呼びかけており、その一部を紹介する。

また、感染者の糞便から新型コロナウイルスが検出されたという報告があり、新型コロナウイルス感染症の患者、感染が疑われる人などがトイレを汚した場合には次亜塩素酸ナトリウム(市販の家庭用漂白剤、1,000ppm)またはアルコールによる清拭が推奨される。

食品を介した新型コロナウイルスの感染は報告されていないが、食品や食事の配膳を行う際には不特定多数の人と接する可能性があるため、接触感染に注意する。コロナウイルスはアルコールと熱(70度以上)に弱いことが分かっており、食中毒予防として行われている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はない。

感染を防ぐためには?

新型コロナウイルスの感染を防ぐには、一般的な感染症対策や健康管理が最も重要である。具体的には、せっけんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避け、十分な睡眠を取ることも重要である。

厚労省の調査では、新型コロナウイルス感染者の多くは周囲の人にほとんど感染させていない。しかし、屋形船やスポーツジムの事例など、1人の感染者から感染が拡大したと疑われる事例も存在する()。換気が不十分な密閉された環境では2次感染者数が多いこと示されており、急激な感染拡大を防ぐためには換気不十分な空間に集まることは避けるべきである。

図. 新型コロナウイルスの2次感染の実態(2020年2月26日時点)

マスク、トイレットペーパーが手に入らない!どうすればいい?

マスクは咳やくしゃみによる飛沫とそれらに含まれるウイルスなどの病原体の飛散を抑制する高い効果があるため、これらの症状がある場合は積極的にマスクを着用すべきである。しかし、マスクの着用による新型コロナウイルス感染予防については効果が認められているとはいえない。屋内や乗り物など、換気が不十分な場所では感染予防策の1つと考えられるが、屋外などでは相当混み合っていない限り、マスク着用の効果は認められていない。

現在、マスクの入手が困難な状況だが、国内メーカーによる24時間体制の増産により毎週1億枚を超える供給が確保される見込みであり、輸入も増加しているという。ただし、厚労省は「生産・輸入したマスクは医療体制を確保して治療を進展させ、同時に公共の場での感染の拡大を防ぐ観点でも重要な物資。医療機関、高齢者が多く利用する施設、バスやタクシーなど公共交通機関などに優先的に出荷せざるをえない側面もあり、店頭に並ぶまでには一定程度の時間を要する」と理解を求め、また、転売目的での購入や不要不急の買いだめを控えるよう呼びかけている。なお、マスクの生産・輸入・販売の状況は、経済産業省の公式サイトで逐次発信している。

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