新型コロナウイルス、正しい対処法は?

2020.03.04

ライフ・ソーシャル

新型コロナウイルス、正しい対処法は?

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​新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大の一途をたどる中、デマや根拠の乏しい情報が飛び交いマスクやトイレットペーパーが手に入りにくくなるなど、日常生活が過剰に脅かされる状態になりつつある。厚生労働省は今年(2020年)3月1日付で一般市民に向け、新型コロナウイルス(2019-nCoV)に関する情報をまとめた「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」を公開し正しい情報提供を呼びかけており、その一部を紹介する。

新型コロナウイルスってどんなウイルス?

ヒトへの感染が確認されている「コロナウイルス」は現在までに7種類が確認されている。うち4種類は一般の「かぜ」の原因となるウイルスで、感染しても多くは軽症で済む。残りの3種類が、2002年に中国で発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」の病原体であるSARSコロナウイルス、2012年にサウジアラビアで発生した「中東呼吸器症候群(MERS)」の病原体であるMERSコロナウイルス、そして昨年12月以降に問題となっている「新型コロナウイルス」である。70%の濃度のアルコール消毒で感染力を失うことが知られている。

■人に感染するコロナウイルス(human coronavirus;HCoV)
・ヒトコロナウイルス229E(HCoV-229E):かぜの病原体
・ヒトコロナウイルスOC43(HCoV-OC43):かぜの病原体
ヒトコロナウイルスNL63(HCoV-NL63):かぜの病原体
ヒトコロナウイルスHKU1(HCoV-HKU1):かぜの病原体
・SARSコロナウイルス(SARS-CoV):重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体
・MERSコロナウイルス(MERS-CoV):中東呼吸器症候群(MERS)の病原体
・新型コロナウイルス(2019-nCoV):新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病原体

SARSコロナウイルスとMERSコロナウイルスはいずれも動物由来のコロナウイルスである。新型コロナウイルスの起源については不明だが、遺伝子配列がコウモリに由来するSARSコロナウイルスに近いため、コウモリである可能性が考えられている。

新型コロナウイルスはどのように感染する?

現時点では「飛沫感染」と「接触感染」の2つの経路が考えられる。飛沫感染は感染者の飛沫(くしゃみ、咳、唾液など)と一緒にウイルスが放出され、他の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染する。もう1つの接触感染については、感染者がくしゃみや咳を抑えた手でドアノブなどに触れてしまうと、次に触れた人の手にウイルスが付着して感染に至る。

飛沫感染:くしゃみ、咳、唾液など(屋内などで他の人との距離が確保できない状況に注意)
接触感染:つり革、ドアノブ、手すり、スイッチなど(直接接触しなくても感染する)

なお、国内の感染状況から空気感染は起きていないと考えられるが、閉鎖空間で多くの人と近距離で会話する状況など、一定の環境下であれば、咳やくしゃみなどがなくても感染が拡大するリスクがある。

次のページ感染を防ぐためには?

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