物価の文化史①──日本酒・ウイスキーの価格の変遷

2019.12.23

経営・マネジメント

物価の文化史①──日本酒・ウイスキーの価格の変遷

LEADERS online
南青山リーダーズ株式会社

ものやサービスの値段は時代によって大きく変化します。さらに「高い」「安い」の基準になっている貨幣の価値も変化します。それは社会の経済・流通の変化や技術的な進歩、政治的な要因にも影響されることもあります。 すなわち、物価は“時代の鏡”なのです。このシリーズでは、ものやサービスの価格の変遷を、さまざまな分野でたどっていくことにします。 今年も残り10日あまりとなり、忘年会・新年会のシーズン真っ盛りです。 最近、若い人はアルコールを余りたしまなくなった……という話も聞きますが、100年前に日本人はどんなふうにお酒を飲んでいたのでしょうか。今回はおもに、近代以降の日本酒とウイスキーの価格の変遷を追ってみましょう。

また、気軽に飲める安価なハイボールだけでなく、贅沢さを味わえる高級なハイボールにも人気が集まっていて、なかでも高級ウイスキーに位置づけられる「山崎」が、世界的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で金賞を受賞したことにより、その人気と需要が急加速。結果、日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎」は、ネット上で想像以上の高値がつけられて取り引きされ、酒類専門店に行っても、店頭で「山崎」に遭遇できる機会は滅多にない状態に陥っているようです。

──「山崎」はともかくとして、近年はとくにアルコール飲料全般に低価格品と高級品への分化が見られるようです。
あと数日したらクリスマス、そして、あっという間に年末年始がやってきます。2019年は令和という新しい時代が幕開けした記念すべき年となりましたが、みなさま飲み過ぎにはくれぐれも注意して、新しい年を、どうぞ“ほろ酔い”気分でお迎えください。

≪記事作成ライター:帰路游可比古[きろ・ゆかひこ]≫
福岡県生まれ。フリーランス編集者・ライター。専門は文字文化だが、現代美術や音楽にも関心が強い。30年ぶりにピアノの稽古を始めた。生きているうちにバッハの「シンフォニア」を弾けるようになりたい。

【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp

【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

LEADERS online

LEADERS online

南青山リーダーズ株式会社

専門家による経営者のための情報サイト

フォロー フォローしてLEADERS onlineの新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。