「段取り」が悪いと先読みができない。学校では教えてくれない3つのポイント

2019.01.09

経営・マネジメント

「段取り」が悪いと先読みができない。学校では教えてくれない3つのポイント

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南青山リーダーズ株式会社

文化放送「The News Masters TOKYO」のマスターズインタビュー。 今回は、引く手あまたのデザイン事務所good design companyを率いる代表の水野学さん。「くまモン」の生みの親としても知られている。 そんな水野さんにブランディングとは、センスとは何か?をパーソナリティのタケ小山が迫った。

『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』

これまでの著作はデザイン関係にとどまらず、生き方や仕事術に及び、多くの読者を得ているが、今回の「段取り」についての新刊はどんな内容なのか。

「段取りはすごく大事だと思うんですよね。それなのに、学校では教えてくれない。誰も教えてくれないのに、社会に出ると『予測しろ』『先読みしろ』と言われますが、僕も含めすぐにはできません。これは何のことを言っているんだろう、と考えた結果が本になりました。

実は、『段取り』には核の部分と外側があるんですよ。核の部分は『予測や先読み』なんですが、それがうまくなるには、外側の部分に仕組みが隠されているんじゃないかと考えているんです」

「段取り」のコツは、以下の3つのポイントに分かれている。

1)目的を決める
・できる限り具体的に決める

2)目的地までの地図を描く
・ルーティンを意識して計画を立てる、普段の生活はルーティンに置き換えられる
・頭の中に空白ができて、余裕ができ、様々なことが考えられる

3)目的地まで歩く
・〆切が完成と考え、時間でコントロールする

いわゆる「段取り」とはちょっと違うが、一度に複数の仕事が走り、多くの人が関わるデザインの仕事を進める中で得た仕事術ともいえる。

「近視眼的になると、段取りはうまく働きません。どうしたら近視眼的にならないかなどについても、本の中に詳しく書いています」

クリエイティブディレクターがどんな仕事なのか、タケは最初ピンとこなかった。でも顧客のビジネスを整理して視覚化し、促進するという役割、「くまモン」効果を見れば、一目瞭然だ。

今後は、ゴルフなどのスポーツ業界やIT、地方創生事業にも興味があるという水野さん、新ジャンルでの新しい展開が、楽しみだと思った。

The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)

【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/

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