「記念日マーケティング」で、格安販促が大ブーム!

2018.12.17

ライフ・ソーシャル

「記念日マーケティング」で、格安販促が大ブーム!

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南青山リーダーズ株式会社

11月11日──。「1」が4つ並ぶこの日、1は「シングル」を表すことから、中国では「独身(者)の日」とされ、独身者同士が集まってパーティを開いたり、結婚相手を探したりと、さまざまな独身者イベントが開催される日となっている。 近年は、「独身者が一人の寂しさを買い物で紛らわす日」として、中国最大のショッピングサイト「アリババ」が大規模なショッピングイベント(バーゲン)を開催することでも知られている。このショッピングイベントは年々規模を拡大し、2018年11月11日はわずか1日で過去最高の3.5兆円を売り上げたというニュースも話題になった。今回は、「記念日マーケティング」について調べてみた。

なぜ増加しているのか、記念日マーケティングのメリットについて考えてみよう。

【メリット1】商品や会社の知名度をアップできる
「ポッキー&プリッツの日」の成功例を見るまでもなく、商品と記念日がしっかりリンクすれば、それだけで知名度を大きくアップさせることができ、ブランド化できる。

【メリット2】消費者の購買意欲を喚起する
商品やサービスを購入しようとするとき、消費者はそこに何らかの理由を求めるもの。「今日は○○の記念日だからこれを買おう」と、購買意欲を喚起しやすくなる。

【メリット3】周期ごとに売り上げが見込める
一度記念日を決めてしまえば、1年に1回(あるいは毎週1回など)必ずその日はやってくる。定着すれば、継続的な売り上げが期待できるようになる。

【メリット4】あまり経費がかからない
日本記念協会に登録するのは10万円と書いたが、未登録でも記念日を決めることはできる。独自に決めるだけなら経費はかからない。しかし、その記念日を定着させるためのプロモーションには一定程度の経費は必要だ。

【メリット5】社内をまとめられる
記念日を制定するために社内に制定委員会を立ち上げたり、決めた後も全社一丸となって記念日定着のためのキャンペーンをしたりと、記念日をきっかけに全社で盛り上がる活動につながる。

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記念日マーケティングにもアイデアが必要

独自に記念日を制定するのはいたって簡単だ。だからこそ、多くの企業や業界団体が競うように記念日を制定しているのだ。
しかし、記念日を決めたからといって、それだけで売り上げが伸び、知名度が上がるものではない。先に述べたように、現代は“毎日が記念日”の状態なのだから、新しい記念日が増えてもまったく目立たない。

記念日マーケティングに求められるのは、記念日を制定することではなく、記念日を使ってどのように販促をするかがポイントだ。そのためにはSNSをうまく活用したり、面白いストーリーを作り上げたり、あるいはまた他の商品とコラボレーションをしたりと、これまでにない斬新なプロモーション戦略が必要となってくる。記念日を決めるより、こちらのアイデアのほうがずっと重要だ。

記念日マーケティングは、すでに新しいステップに入っているのだ。

≪記事作成ライター:三浦靖史≫
フリーライター・編集者。プロゴルフツアー、高校野球などのスポーツをはじめ、医療・健康、歴史、観光など、幅広いジャンルで取材・執筆活動を展開。好物はジャズ、ウクレレ、落語、自転車など。

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