「事業計画は“人”で決める」グラシアス・松本崇氏に聞く 創業期の乗り越え方

2018.04.16

経営・マネジメント

「事業計画は“人”で決める」グラシアス・松本崇氏に聞く 創業期の乗り越え方

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南青山リーダーズ株式会社

どのように事業を展開し、軌道に乗せていくか――。創業間もない会社にとって、これより大切なことはないと言っても過言ではない。法人携帯や複合機の販売をはじめ、さまざまな分野で企業のコスト削減をサポートする株式会社グラシアスは、まさに創業期を乗り越え、次のフェーズに移ろうとしている企業だ。 2018年3月で6期目を迎えた同社は、これまでどんな道のりを歩んできたのか。設立者であり、現在代表取締役をつとめる松本崇氏に聞いてみた。 (聞き手・仙石実・公認会計士、税理士/構成・株式会社Tokyo Edit 大住奈保子)

(仙石)今後の事業展開について、お考えのことはありますか。

(松本)ほんの5年前まではうちと同じように法人携帯の販売を手がけている会社も多かったのですが、最近ではずいぶん少なくなってきました。その意味では、非常に変化が早い業界だという実感はあります。グラシアスも商材を増やすなどして、時代の変化についていけるように心がけています。

商材の中でも、RPA(ロボットによる業務自動化)には将来性があるなと感じています。事務などの単純作業をロボットに任せることで、人間は考える仕事に集中できます。海外ではすでに、ロボットに社員番号を割り振っている会社もあるくらい浸透しています。5年後、10年後を考えれば、RPAの販売は力を入れていきたい事業ですね。

(仙石)ありがとうございます。最後に、読者の方へのメッセージをお願いいたします。

(松本)これから先は、一時的な売上増よりも、会社を長く続けていきたいと思っています。最近は雇用を増やして、幸せにできる人数を増やしていきたいという思いがさらに強くなりました。具体的には社員数100人以上、売上100億という数字を目指していきたいですね。

どんな会社も、お客様や従業員、取引先という存在なくしては続けていけないと思います。私もまだまだこれからです。少しでもたくさんの人たちを幸せにするために、共にがんばっていきましょう。


<PROFILE>
株式会社グラシアス 代表取締役
松本 崇(まつもと・たかし)
株式会社グラシアス代表取締役。一般企業にて法人携帯販売業を経験後、同社を設立。現在は複合機やの販売やLED電球や新電力を活用したコスト削減サポートも手がけ、大阪・福岡・東京他8拠点を持つ。企業理念は「お客様」「お取引様」「従業員」の満足を追及し



【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/

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