画像のように財務省が公表した「普通国債の利率加重平均の各年の推移(昭和50年度末以降)」を見ると、昭和50(1975)年度末に「7.43%」をマークしていた金利(普通国債の利率加重平均の表面利率)は下降の一途をたどっている。 そうした中、銀行にあずけている価値がなくなったため、資産運用のムードが国内で高まっているが、生命保険会社が熱心に進める保険がある。 それは外貨建て、つまり米ドルや豪ドルでの終身保険や養老保険だ。日本と外国の金利の差と受け取り時のレート差によって運用益を得ようというものだが、果たして本当に利益を得られるのか検証してみよう。
関連記事
2009.02.10
2015.01.26