5億~6億人の人びとを貧困から脱出させた、Microfinanceの行方は?

2017.09.12

経営・マネジメント

5億~6億人の人びとを貧困から脱出させた、Microfinanceの行方は?

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社会が成熟すると収入・職業・居住地等によって格付けが行われ、富裕層、中間層、貧困層といった格差が自然と生じます。 日本社会でも男女格差を筆頭に、最近は子どもの教育格差、都市と地方の格差、年金格差などが取りざたされていますが、自然災害、不況、リストラ、倒産、病気、離婚、シングルマザー、母子家庭、ワーキングプア、低所得の若者、老後の無年金者など、いわゆる「格差の底辺」といわれる生活苦にあえぐ人々もたくさんいます。 ── これまで2回に分けて、成熟していない社会のもと、長期にわたって絶対貧困層から抜け出せなかった人々を救済してきたマイクロファイナンス(以下・Microfinance)の功績について触れてきましたが、今回はMicrofinanceがもたらす弊害と、日本の「相対的貧困率」を考察します。

次のページ2010年にインドで起きた、Microfinance破綻危機

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