越境利用が多いのは「南半球だから」が理由!? ~どうなってる?オーストラリアのEC事情~

2017.01.18

営業・マーケティング

越境利用が多いのは「南半球だから」が理由!? ~どうなってる?オーストラリアのEC事情~

チーターデジタル 株式会社
チーターデジタル株式会社

2016年夏、約2か月間仕事の都合でオーストラリアのメルボルンに出張していた筆者ですが、滞在中にオーストラリアのEC市場の調査をしていたところ、興味深い内容があったので記事にしました。今回テーマにするのは越境利用です。実に半数近くの豪EC利用者が「越境利用」をしているらしく、日本とはかなり異なる環境であることが分かりました。

3:北半球と季節が逆だからシーズン物が安く買える

“季節が逆であるため、衣服では北半球のバーゲン品をシーズン前に購入できるといったメリットもあるとされる”

アメリカやヨーロッパ、日本など、いわゆる先進国とよばれる国々はほとんどが北半球に位置するのに対し、オーストラリアは南半球に位置します。当然 季節も逆になるわけで、北半球が冬のとき豪は夏、北半球が夏のとき豪は冬になります。この違いを利用して、洋服などのシーズン物の商品を購入する際、すで に季節が終了してバーゲン品に移行した商品を手ごろな値段で買う、というのが流行っているそうです。

筆者が出張したときも、こんな体験をしました。ちょうど日本が真夏の時期、7~9月に行ったのですが、メルボルンは真冬。気温も10度以下が続き、 コートと手袋は必須でした。冬が終わりかける8月下旬になると、アパレルショップでは春物が出始め、冬物はセールに移行します。また、16年8月現在は円 高豪ドル安が進んでおり、1豪ドル78円~80円前後でした。こうしたことから、「いまこっちで冬物を買えば、日本で冬が始まる前に安く良いものが手に入 るのでは?」と思い、たくさん冬物を仕入れました。

こんな感じで、オーストラリアの人たちは、季節が逆なのを利用してECサイトでの買い物を楽しんでいるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。オーストラリアのEC事情は、日本とはかなり性質が異なることが分かります。その土地の文化や気候、経済的状況などによってECの利用の仕方も違ってくるのは、とても興味深いことですね。

[参考文献]
※1 http://www.emarketer.com/Article/Australian-Retail-Ecommerce-Sales-Top-10-Billion-2015/1011823
※2オーストラリアのサービス産業基礎調査 2011年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)より
※3 JETRO https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-051026.html
※4 ニッセイアセットマネジメント オーストラリアレポート
http://www.nam.co.jp/fundinfo/special/australia/pdf/20160512_FT.pdf

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1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービス・導入支援・業務分析などを提供しています。

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