バーチャルヒューマンの人間化

2008.01.19

組織・人材

バーチャルヒューマンの人間化

横井 真人
産業能率大学 教授

イラクに派遣される米軍将兵の異文化対応力向上プログラムには感情を兼ね備えたよりリアルなバーチャルヒューマンが活躍しています。

このプログラム実施後、実際にイラクでの不幸な勘違いやミスコミュニケーションが減ったとのことですが、同じ大学のMBAコースでもこの技術応用が検討されており、今後のelearningの発展を予感させる内容でした。

戦地だけでなく、ビジネスや観光においても文化の違いに起因する常識や前提の違いがあらぬ摩擦や誤解を招くことは想像に難くないかと思います。その摩擦の根っこには「失礼な!」、または「違うだろ!」という感情があり、そのような自分の感情と相手の感情を理解し識別することが大事となります。

常識や前提の違いが原因となる摩擦・誤解は本社と支店、店員と客、大人と子供、男と女の間でも同じなのですが。

次回へつづく。

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横井 真人

横井 真人

産業能率大学 教授

個人と組織のパフォーマンス向上を研究。人の行動をスキル、知識、行動意識、感情能力、価値観等の要素に分解し、どの要素が行動に影響を与えているかの観点からパフォーマンスを分析。職場のコミュ二ケーション、リーダーシップ、チームビルディング、ファシリテーション、ソリューション営業、マーケティング等の具体的施策に視点を活用する。

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